行き場の無い野菜をお金に換えるサービス
現在の事業内容
弊社は、規格外野菜に新たな価値を見出し、食品ロス削減や持続可能な農業の実現に取り組んでいます。規格外とされ、流通に乗りづらい野菜を有効活用することで、農家や生産者の想いを次のステージへつなげる役割を果たします。
また、飲食店や食品メーカーと連携し、それぞれのニーズに応じた商品や素材を提供するほか、新たな食の可能性を探求する取り組みを進めています。
起業のきっかけ
「無難な道を歩むより、波乱の道を楽しみたい」そう思ったのが、起業を考え始めたきっかけです。
その中で出会ったのが、規格外野菜や廃棄されるはずの食材でした。『まだ使えるのに捨てられるのはもったいない』という気持ちが強く、これを活かして新たな価値を生み出したいと考えたのが、事業の出発点です。
起業前後で苦労したこと
起業を決意してからは、応援してくれる人もいれば、足を引っ張ろうとする人もおり、信念を貫くことの難しさを痛感しました。事業を始めてからは、税金や会計など未経験の分野に戸惑い、収益を生み出すプレッシャーや自分を律する難しさと向き合う日々でした。それでも苦労を乗り越え、事業が形になっていく喜びを得られたのは大きな財産です。
近畿大学からの支援で役立ったこと
法人登記支援プログラムをはじめ、近畿大学にしかない様々なプログラムを活用できたことが大きなメリットです。特に、KINCUBA Basecampでは起業に関する豊富な知識とサポートが提供され、具体的な相談やアドバイスを通じて、自分のビジネスに必要な情報や人脈を得ることができました。
近大生へのメッセージ
「心躍る方へ」
私たちは、日々たくさんの選択を繰り返しながら、自分だけの人生を創り上げています。その選択には迷いや不安がつきものですが、だからこそ新たな可能性への扉を開く力があります。誰が何を言おうとも、人生の舵を握るのは自分だけです。信じた道を恐れず、自分の心が踊る方向へ進み続けてください。