マイコプラズマ肺炎が流行しています!
2024.10.01
マイコプラズマ肺炎は細菌に感染することで起こる呼吸器感染症で、とくに秋冬に増加する傾向があります。 潜伏期間は約2~3週間で、初期症状は風邪と似ています。発熱、頭痛、倦怠感などから、3~5日経過してから咳や痰が絡む咳(解熱しても1カ月近く続く)、喘鳴、呼吸がしづらいなどの症状が特徴です。
【予防と治療法】 飛沫・接触感染で、集団生活や家庭内感染しやすいため、うがいや手洗い、マスク着用、人混みを避け、十分な睡眠と栄養を摂りましょう。
治療法はおもにマクロライド系などの抗菌薬ですが、重症化した場合は入院して治療が必要な場合もあるので、咳が長引くなどの症状がある時は、必ず医療機関を受診しましょう。
※マイコプラズマ感染症は、学校保健安全法に定められた学校感染症の第三種、その他の感染症に分類されています。そのため「病状により医師が感染のおそれがないと認めるまで」出席停止となることがありますので、診察を受けた医療機関で確認するようにしましょう。