総合科目「グローバルキャリア論」にて株式会社サタケによる全3回の特別講義を実施
2025.07.09
- 研究 教育
第1回目(詳細はこちらの記事をご参照ください)に続き、6月4日、7月2日に計3回にわたって株式会社サタケより講師をお招きし、特別講義を実施しました。
第2回目の講義では、株式会社サタケ様よりグローバル商品企画室 課長 久田光孝 様、人事部 人材開発課 瀧本明 様、エンジニアリング本部 設計部国際プラント設計課 主事 藤岡祥二 様および営業統括本部 企画管理部 企画課 宮崎志保 様をお迎えし、海外での駐在経験や、国際業務に携わる中での学びや課題についてご講演いただきました。
講師の方々は、海外での生活や出張、国際的なプロジェクトに関わる中で直面した現地の文化や仕事の進め方の違いについて語り、「若いうちに失敗を重ねること」の重要性を強調されました。また、グローバルに活躍するために大切な姿勢として、「固定観念にとらわれず、相手に関心を持つこと」「間違いを恐れず行動すること」など、言語に限らないコミュニケーション力の大切さも共有されました。
講義の最後には、学生たちが実際に昔ながらの精米体験を行い、技術と暮らしのつながりを体感する貴重な機会となりました。
(右写真)約10分間、手で精米したお米(左)は、精米前の状態(右)と比べて白くなりました。
最終回となる第3回目では、学生が主体となって自らの将来を考える「グローバルキャリア自己発見ワークシート」を活用したワークショップを実施。
学生たちは、「自身の強み・弱み・機会・不安」などを整理しながら、将来挑戦してみたいグローバルな活動や、そのための「最初の一歩」として取り組めそうな行動について考えました。
ワークシートでの個人作業のあと、グループ内で意見を共有し、最後はクラス全体での発表も行われました。講師の先生方からはコメントやアドバイスをいただき、他者の視点や価値観に触れながら自分の視野を広げる良い機会となりました。
今回の全3回にわたる講義を通して、学生たちはグローバルな視点を養い、自らのキャリアについて主体的に考える機会を得ることができました。
株式会社サタケの皆様には、学生の学びを大きく広げてくださる講義をご提供いただき、心より感謝申し上げます。