【学生受賞】大学院生が日本オペレーションズ・リサーチ学会中国・四国地区SSORにおいて論文賞と発表賞をダブル受賞

2022.12.08

  • 研究 教育
  • 情報

2022年11月5日(土)~11月6日(日)に香川大学で開催された「日本オペレーションズ・リサーチ学会中国・四国地区SSOR」において、大学院システム工学研究科の学生、山田 和弥さん(情報コース)が「論文賞」と「発表賞」をダブル受賞しました。

◆山田 和弥 さん
広陵高校 出身
システム工学研究科 情報コース 2年生
所属:企業情報システム研究室(谷﨑 隆士 教授)
受賞内容:日本オペレーションズ・リサーチ学会中国・四国地区SSOR【論文賞】【発表賞】
受賞論文:ネットワークボロノイ分割+順列生成アルゴリズムを用いた連続鋳造設備のキャストスケジューリング
(論文概要)
 鉄鋼業の製鋼スケジューリング問題の解法には様々な最適化アルゴリズムが適用されている.その中で,鋳造順序スケ ジューリングには,連続して鋳造する溶鋼の化学成分(材質),鋳込幅推移等の品質に関わる厳しい制約が存在する.そのため,大規模な組合せ最適化問題となり,実用時間内に厳密な最適解を求解することは極めて困難である.本研究ではこの問題をp-メディアン問題としてモデル化し,ネットワークボロノイ分割 と順列生成アルゴリズムの2 段階アルゴリズムを提案し,共同研究先の実データを用いた数値実験でアルゴリズムの有効性を確認した.

20221208_gakuseijusyou_yamada.jpg