【日本マイクロソフト株式会社】工学部情報学科「組織活動と情報システム」第7回特別講演を開催

2021.02.01

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1/19(火)、情報学科の必修講義「組織活動と情報システム」で、特別講演の最終回が開講されました。

今回は日本マイクロソフト株式会社 デジタル・ガバメント統括本部の久保田 朋秀様を講師にお招きし「クラウド・ソーシャル・ビッグデータ・IoT時代の情報セキュリティ」と題してご講演いただきました。

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今回の授業は新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響で、急遽オンライン授業となり、久保田先生も学生たちもZoomで繋いでの開講となりましたが、講義内では、Zoomのチャット機能で学生一人一人が先生からの質問に回答したり、学生たちから質問が送られてきたりと双方向でのやりとりが行われていました。

初めに日本マイクロソフトでの働き方改革について話がありました。日本ではコロナ禍により昨年急激に普及したテレワークですが、日本マイクロソフトではかなり前から浸透しており、メディアでは「週休3日制」としてフィーチャーされた「ワーク ライフ チョイス チャレンジ」という取り組みには学生も関心をもったようでした。週1回、「大学院で勉強する」「社会奉仕活動をする」「家族との時間に有効に使う」など、通常業務以外の仕事や生活や社会のためになる活動にあてる日があり、久保田先生の場合は、その1日に、本学で「プロジェクトマネジメント」という講義を開講していただいたり、経産省・総務省でクラウドサービスの安全性評価に関する検討会の委員を務める時間に充てたりされているそうです。

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講義の前半では、近年よく耳にする「DX(デジタルトランスフォーメーション)」時代に、どんな変化・人材が求められているかといった話がありました。単純に紙からデジタルに変えるのは「デジタライゼーション」、デジタルでビジネスモデル自体を変えていくのが「DX」ということで、いずれにもクラウドサービスの利用が欠かせません。
DXについては、自動車メーカーでありながら、新車を売るのではなく、ソフトウェアを売るという新たなビジネス手法を確立してユニコーン企業の代表格ともされるテスラがその最たる例として紹介されました。今は、最新のテクノロジー自体の単価が下がり、それを使って新しいITビジネスを生み出しやすい環境もあり、従来に比べビジネススピードが格段に速く、ユニコーン企業が生まれ出しやすくなっているといったお話がありました。

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そんなDX時代に求められる人材育成のため、マイクロソフトでは、学生たちがオンラインで、クラウドやAIに関するトレーニングを無料で受けられるサービスを用意したり、日本マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を活用してDXを推進・実現するための施設「Azure Base」を全国に設置したりしています。こちらは学生も利用可能な施設で、近々広島にもオープンするとのことで興味のある学生もいるようでした!

今回は、AzureBase福岡を代表して、マイクロソフトのパートナーオブザイヤーを何度も受賞されている株式会社オルターブースの松村優大様ともZoomを繋ぎ、企業のDX化のコンサルやスタートアップ企業へのクラウド技術支援などの事例もご紹介いただきました。

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講義後半では、「情報セキュリティとは?」をテーマに、学生もチャット機能で参加しながら講義が進められ、マイクロソフトのみならず様々な業界や業種での多種多様なDX事例の話があり、大企業だけでなく小さな飲食店から、学生にも身近なもみじ銀行、東広島市、近畿大学水産研究所なども登場しました。

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最後に、Azureのコンセプトである「Invent with Purpose」(目標・目的をもった開発・発明)という言葉とともに、これから就活が本格化する大学3年の学生たちに向けて、「今学んでいること・技術を、社会のためにどう使うか、目標・目的をもって頑張ってほしい」といったエールもいただきました。

久保田先生、ありがとうございました。
学生の皆さんはぜひ4年次には久保田先生の「プロジェクトマネジメント」の授業も受講してみてください!