令和元年度実験動物慰霊祭を執り行いました

2020.02.17

  • 研究 教育
  • 化学生命

2020年2月17日、近畿大学工学部内にある次世代基盤技術研究所にて、令和元年度実験動物慰霊祭を執り行いました。式典には、教職員及び工学部の学生・大学院生30名ほどが参列しました。

初めに、教育・研究のために犠牲になった実験動物に黙祷を捧げました。
DSC01675.JPG DSC01676.JPG

続いて、実験動物の冥福を祈りながら、一輪ずつ、菊の花を手向けました。
DSC01680.JPG DSC01681.JPG

式典には、就職を控える4年生や大学院2年生のほか、これから卒業論文や修士論文に取り組む大学3年生や大学院1年生の学生らも参加しており、工学部実験動物小委員会委員長 山田 康枝教授から学生に対して、日本の「動物の愛護及び管理に関する法律」にも盛り込まれている「3Rの原則」Replacement(動物を使用しない実験方法への代替)、Reduction(実験動物数の削減)、Refinement(方法の改良により実験動物の苦痛の軽減)を念頭におき実験の実施に努めること、また実験動物の尊い犠牲の上に、研究があるということを自覚すると共に、実験動物への感謝の念を常に持つことを忘れずに研究に取り組んで欲しいといったお話がありました。

DSC01686.JPG