教員・研究者紹介

山田 康枝

山田 康枝
教授/化学生命工学科長
所属 工学部 化学生命工学科
次世代基盤技術研究所
システム工学研究科
学位 博士(医学)
専門 細胞生物学、分子薬理学、栄養機能化学
ジャンル 医療・健康/健康問題
コメント 肝臓や神経系細胞への過酸化水素、アルコールや虚血などの酸化ストレスや細胞機能に対する日本酒、焼酎、ウコン、プロポリス、糖類などに含まれる新たな生理活性物質の効果の研究。
リサーチマップ https://researchmap.jp/suntel

高校生の方へ 研究室紹介

食品の中から、人の体に対して有用な成分を見つけ出す研究を進行中。

日本酒や焼酎に含まれる成分に新たな機能がないかなど、食品中に含まれている栄養機能成分を研究中。酒類総合研究所との共同研究も行っている。

学歴/経歴

経歴

  • 2009年 - 現在
    近畿大学 工学部 教授

研究活動情報

研究分野

  • 基礎医学, 薬理学一般
  • 神経科学, 神経化学・神経薬理学
  • 外科系臨床医学, 麻酔・蘇生学
  • 生物科学, 機能生物化学
  • 内科系臨床医学, 循環器内科学
  • 脳神経科学, 神経・筋肉生理学
  • 人間医工学, 医用システム

研究キーワード

PSD-95, NMDA受容体, PKC, MALS-2, Xenopus oocyte, アフリカツメガエル卵母細胞, GKAP, 二電極膜電位固定法, 合成RNA, PDZ蛋白質, MAGUKs, Xenopus oocytes, ニコチン性アセチルコリン受容体, 燐酸化, PDZ domain, アセチルコリン, インスリン, サクシニルコリン, プロテインキナーゼC, 亜鉛

論文

  1. Physiological Activities of Perilla Frutescens Var. Frutescens Leaf Extracts and Storage Stability in Kneaded Noodles Food Science and Nutrition Studies
    Yoshiyuki Watanabe, Hiroko Kitayama, Mina Yamamoto, Yusuke Kono, Yasue Yamada, Masato Nomura
    Food Science and Nutrition Studies  2  (2)  2018年  [査読有り]
  2. 嗜好品によるカプサイシン受容体の作用
    山田康枝
    AROMA RESEARCH  18  (1)  48-51  2017年  [査読有り]
  3. Direct activation of GABAA receptors by substances in the organic acid fraction of Japanese sake.
    Izu H, ; Shigemori K; Eguchi M; Kawane S; Fujii S; KitamuraY; Aoshima H; YamadaY.
    Food Chemistry  214  354-359  2016年7月  [査読有り]

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書籍等出版物

  1. Advances In Chemistry Research Volume 34 , 山田康枝 , 共著 , Chapter 3 Neurological Activities of Linalool and Other Fragrant Compounds , Nova Science Publishers , 2017年1月

講演・口頭発表等

  1. Comparison of the biological effects of pyrroloquinoline quinone and imidazole pyrroloquinoline , Yasue.Yamada, Kazuya Nishii, Atsushi Sugimoto, Kazuto. Ikemoto , European Congress on Biotechnology , 2018年7月
  2. Capsaicin受容体(TRPV1)に作用する新規物質の検討 , 山田康枝 佐藤崇弘 濱野芽衣 井手元 静也 , 第133回日本薬理学会近畿部会 , 2018年6月
  3. ピロロキノリンキノンとイミダゾピロロキノリンの神経系細胞への効果の比較検討 , 山田康枝 , 2017生命科学系学会合同年次大会 , 2017年12月

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MISC

  1. 清酒飲用の抗不安作用 : マウスの高架式十字迷路試験による評価 , 伊豆 英恵, 山田 康枝, 後藤 邦康, 須藤 茂俊 , 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan , 105 , 10 , 664 , 671 , 2010年10月15日 , http://ci.nii.ac.jp/naid/10027494565
    概要:マウスを用いた高架式十字迷路試験によって、清酒の飲用摂取による抗不安作用を検討した。1)エタノールまたは普通酒を飲用させた場合(エタノール換算1.2g/kg体重を2回投与)、対照と比較してオープンアームへの進入回数がそれぞれ2.7倍と3.4倍、滞在時間が3.2倍と3.9倍に増加しており、普通酒もエタノール同様に抗不安作用があり、さらにその作用がエタノールよりも高い傾向にあった。2)普通酒または吟醸酒を飲用させた場合(エタノール換算1.2g/kg体重を2回投与)、普通酒と比較して、吟醸酒でオープンアームへの進入回数が1.7倍、滞在時間が1.6倍に増加しており、普通酒よりも吟醸酒の抗不安作用が有意に高いことがわかった。3)吟醸酒に含まれるのとほぼ同程度となるように吟醸酒香気成分であるカプロン酸エチル(10mg/l)または酢酸イソアミル(2mg/l)を普通酒に添加してマウスに飲用させた場合(エタノール換算1.2g/kg体重を2回投与)、普通酒と比較してオープンアームへの進入回数がそれぞれ1.5倍と1.4倍、滞在時間がいずれも1.5倍に増加しており、カプロン酸エチルと酢酸イソアミルが抗不安作用を有意に促進することが明らかになった。4)通常、清酒に含まれる濃度範囲では、カプロン酸エチル、酢酸イソアミル、イソアミルアルコールはADHによるエタノール代謝を阻害しないことがわかった。
  2. GABA_A受容体に対する日本酒成分の効果 , 山田 康枝, 江口 将也, 伊豆 英恵, 後藤 邦康, 須藤 茂俊 , 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan , 105 , 9 , 609 , 614 , 2010年9月15日 , http://ci.nii.ac.jp/naid/10026722041
    概要:本研究では、中枢神経系においてリラックス効果に主要な働きをしているGABAA受容体に対する日本酒成分の効果を明らかにするため、アフリカツメガエル卵母細胞に発現したGABAA受容体のチャンネル活性への日本酒成分の影響を検討した。受容体へ効果のある物質を特定しやすくするため、イオン交換クロマトグラフィーで日本酒を分画し、揮発性成分を除き濃縮するために凍結乾燥を行い、塩基性アミノ酸画分、中・酸性アミノ酸画分、有機酸画分、糖画分を得た。これらの日本酒画分存在下で測定を行った結果、得られた全ての画分にGABAA受容体を活性化する成分が存在することが示された。特に、有機酸を主に含む画分において、GABAが含まれないのにも関わらず、GABA活性が存在し、さらに高い活性化率を示すことがわかった。以上のことから、日本酒にエタノールやGABA以外のGABAA受容体活性化成分が存在することが示唆された。

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