【情報学科】「組織活動と情報システム」第6回特別講演 藤井酒造株式会社

2020.01.14

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12月24日(火)、情報学科の講義科目「組織活動と情報システム」において、第6回目の特別講演が開催されました。藤井酒造株式会社 代表取締役社長(五代目蔵元)藤井 善文 様をお招きし、「日本酒とは何?」というテーマで、ご講演いただきました。
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藤井酒造は、1907年に開催された日本で最初の日本酒品評会において、日本一(最優秀第1位)に輝いた清酒"龍勢"の醸造元です。

講義の前半は、伝統的な酒造りの要点を中心に、日本酒のできるまでの工程(精米→洗う→蒸す→麹造り→酛造り→醪造り→搾り→濾過・火入れ→貯蔵・ビン詰め)や、麹の働き、仕込みの技術などを多彩な写真とスライドを使って、学生にも分かり易く解説いただきました。良い麹を造ることこそ、良い酒づくりへの第一歩になり、日本酒の類いまれなアルコール度数の高さは、世界に誇る醸造技術によるものとのお話がありました。
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日本酒の輸出量の推移に関する説明がありました。平成30年の国別輸出実績(輸出金額)では、アメリカへの輸出が第1位で、全体の28.4%(6,313百万円)を占めるそうです。2位は17.0%香港、3位16.1%中国、4位9.9%韓国、5位6.1%台湾と続きます。世界への輸出量はまだ少なく、これからもっと伸びていくというお話でした。

講義の後半には、「日本酒は色が無いものが良いか(答えは×)」、「海外でも日本酒は造られているか(答えは×)」など、日本酒に関する10問クイズが行われました。日本酒は無色透明なものと思われがちですが、貯蔵・熟成・ろ過することで透明へと変わっていくので、無色が良いということではなく、また、日本の米を使って、日本国内で酒造されるものだけが日本酒というそうです。
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上手な日本酒の飲み方として、3種類くらいを一度に開けて、飲み比べるとその違いを楽しめるとのことで、藤井様は、毎日5種類のお酒をお飲みになるそうです。

今回の講義は、日本三大銘醸地である東広島市で学生生活を過ごす工学部生にとって大変興味深いものであり、日本酒の奥深い魅力に触れる機会になりました。熱心で活発な質疑応答も行われ、藤井様から"学生の皆さんには、国酒である日本酒の知識と飲み方などを知ってもらい、日本の文化を語れる国際人になってほしい"とのメッセージをいただきました。

藤井様、貴重なご講演をありがとうございました。