建築学科 樋渡 彩講師が「地中海学会ヘレンド賞」受賞

2019.11.18

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工学部建築学科の樋渡 彩 講師(都市歴史研究室)の著書が、地中海学会の若手研究者の著作に対してに贈られる「地中海学会ヘレンド賞」を受賞しました。


■第24回(2018年度)地中海学会ヘレンド賞(COLLEGIUM MEDITERRANISTARUM HEREND PRIZE)

■樋渡 彩『ヴェネツィアとラグーナ 水の都とテリトーリオの近代化』(鹿島出版会、2017年3月30日)

当件について、ヘレンドジャパンHP内で下記のように紹介されています。

本書は、中世以来の地中海文化圏における政治・通商の要衝として栄えたヴェネツィアが、いかにして近代化する都市空間の中でその文化的魅力を変質させながら維持してきたかを明らかにした点、ラグーナという特異な自然環境の中で人々が築き上げてきた都市とテリトーリオの有機的な関係について明らかにした点で、地中海世界における他地域への展開も期待できる優れた研究として高く評価できる功績であり、ここに地中海学会ヘレンド賞を授与する。

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