子育て支援イベント『こども未来フェスタin高屋』を近畿大学工学部で開催しました!

2019.10.11

  • 化学生命

10月6日(日)、子育て支援イベント『こども未来フェスタin高屋』が近畿大学工学部広島キャンパスで開催され、約1,000人の来場者で賑わいました。
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"つながる つなげる 育ちあいのまちづくり"をテーマに、子育て世帯が地域の子育て支援者や学生ボランティア等と交流し、地域社会とのつながりを深めることを目的に開催しているイベントです。工学部広島キャンパスでの開催は今回がはじめてです。
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これまでのこども未来フェスタでは、化学生命工学会※に所属する学生数人が東広島市内の開催地に赴き、自分たちが企画したブースを出店していましたが、今回、近畿大学工学部広島キャンパスで開催するにあたり、化学生命工学会に所属する約70人の学生が東広島市と協働で会場設営等の事前準備や、開催当日は、受付、案内、誘導のほか、他のイベントの補助に入るなど、イベント全体の運営サポートを担当しました。(※:近畿大学工学部化学生命工学科に設置している学生自主活動組織。自治体等と協働でボランティア活動に取り組む。)
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子供たちにものづくりの楽しさを伝える体験イベント『ものづくりファクトリー』は、化学生命工学会の学生が企画・運営するブースで、スーパーボール、空気砲、葉っぱのしおりなどを子供たちと一緒に楽しみながら作りました。大勢の子供たちが参加し、ブースは大盛況でした。その様子は、メディアでも紹介されました。
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工学部教員による公開講座『手を洗おう(食の安全講座)』や、ものづくり体験教室『折り紙建築』、『ロボット操作の体験』も開催し、こちらも大盛況でした。
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そこで、『こども未来フェスタin高屋』の開催にあたり、会場準備等に関する大学側の窓口役として、また、イベントに関わる学生スタッフの取りまとめ役としても頑張っていた、化学生命工学会委員長の小田祐未花さん(化学生命工学科2年・広島県立呉宮原高校出身)にイベントを終えた感想を聞いてみました。

‟イベントを終えた感想を聞かせてください。"
「これまで、先輩たちが中心となって取り組んできた地域貢献活動を自分たちが引き継ぎ、しかも今回はじめて、自分たちが通うキャンパスが『こども未来フェスタ』の会場になったこともあって、プレッシャーは勿論、準備段階からとても大変でした。」

「化学生命工学会の学生約70人が、スタッフとして当日の全体運営をサポートするため、学生スタッフ全員のシフトを組み管理することもそうですが、自分たちのブースの出店準備もあるため、限られた時間の中での準備に苦労しました。ブース出店に際しては、企画書を東広島市の担当者に提出するのですが、企画内容について、東広島市の担当者と何度もやり取りしながら完成させました。書類の作成もそうですが、外部の方とコミュニケーションを取りながら、何かを成し遂げるということは、とても貴重な経験になりました。
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そして、イベント当日を迎え、親子が楽しく過ごしている様子や、子供たちが真剣にイベントの課題に取り組む姿を見て、この支援活動の大切さをあらためて実感しました。」

小田さん、化学生命工学会の皆さん、お疲れ様でした。
これからも、化学生命工学会の活動を紹介していきたいと思います。