化学生命工学会の学生が「こども未来フェスタin福富」でボランティアに参加!!

2018.11.20

  • 化学生命

10月28日(日)、近畿大学工学部のある東広島市で「こども未来フェスタin福富」が開催され、本学から化学生命工学科の学生8名がボランティアとして参加しました。

こども未来フェスタは東広島市こども未来部こども家庭課などが実行委員会を務め、「つながる つなげる 育ちあいのまちづくり」をテーマに毎年開催している、親子で楽しめる子育てイベントです。
本学の他、広島大学や、広島国際大学の学生、東広島市内の高校生もボランティアスタッフとして多数参加しました。

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本学の学生たちは、『ものづくりファクトリー』を担当し、葉っぱのしおり作りや、スーパーボール作りを企画・運営してイベントを盛り上げました♪
全体の来場者は約2,600人。その中でも、『ものづくりファクトリー』は幼児から小学生、また乳幼児連れの保護者までとても人気で、絶え間なく皆さんに楽しんでいただけた様子です。

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現在、化学生命工学会長を務め、化学生命工学科 2年 久保江 雄大君(広島県・崇徳高等学校出身)に感想を聞きました。
※工学会とは各学科に設置されている、学生の自主活動組織で、学年を越えての学生活動を支援し、新入生歓迎会や工場見学などを、学生主体で企画・運営している団体です。

「僕たち化学生命工学会は、これまで多数参加してきたボランティア活動で得た地域の方や企業とのネットワークを活かしてこのイベントへ参加しました。開催場所が豊かな自然に囲まれた福富で、紅葉のシーズンを迎えたこともあり、目で、手で、自然とのふれあいを楽しんで欲しいという思いを込めた『葉っぱのしおり作り』や、化学に触れながらものづくりの面白さを知ってもらう『スーパーボール作り』を企画しました。」

葉っぱのしおり作りには、赤ちゃん連れの大人から、幼児まで幅広くご参加いただきました。
色とりどりのしおりで秋の読書シーズンにも活躍しそうです。

こどもの大好きなおもちゃのスーパーボールを手作りできるって、驚きですよね。
材料は洗濯のりと食塩水だけ。
洗濯のりに含まれているPVA(ポリビニールアルコール)という成分の周りにある水分が、塩によって奪われるため、PVA同士が結びつき、固まる『塩析』という現象を利用して作ります♪

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学生に教わりながら、熱心にスーパーボール作りを楽しんでいます。

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「当日は大盛況で予想以上に多数の皆さんに楽しんでいただきました。僕たちも地域の方々とふれあいながら、工学の面白さを伝えたり、楽しんで学びの場を作ることができたことで、大きな充実感を得られました。今後のボランティア活動につなげる励みにして、後輩にも引き継いでいきたいです!」

久保江くん、ありがとうございました。
化学生命工学会の今後のボランティア活動も紹介予定ですので、お楽しみに!!