【化学生命工学会】エコネットひがしひろしまの活動報告会に参加

2017.02.16

  • 化学生命

近畿大学工学部の各学科には「工学会(こうがくかい)」という学生の自主活動組織があります。

各学科工学会では、新入生歓迎会や工場見学、大学祭での模擬店の出店など、学生が主体となってイベントを企画・運営しています。
その中、化学生命工学会では、自治体や他大学とも協力して、環境に関するボランティア活動に参加しており、特に「エコネットひがしひろしま」(東広島市の市民、団体、事業者そして市が協力、連携して環境活動に取り組むネットワーク。近畿大学工学部も会員)の活動に多く参加しています。

1/29(日)、「エコネットひがしひろしま」の平成28年度第2回交流会・懇親会があり、化学生命工学会のメンバーも活動報告を行ったということで、副会長を務める渡辺 洋くん化学生命工学科2年/新潟県立国際情報高校出身)に話を聞いてきました。

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【懇親会の様子】

――今回の報告会で発表した今年度の主な活動を教えてください。

「例年6月に参加している"山と水のグラウンドワーク"詳細はこちらから)、7月に参加している"環境フェア"での"夏休みの自由研究相談"コーナーの出展詳細はこちらから)は今年も行いました。」

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「そして、先輩から引き継いで行っているのが、うめの辺祭(大学祭)での廃油回収の取り組みです。工学会以外の学生たちは、油の処理に困らないので揚げ物の屋台の出店も気軽にできると喜んで協力してくれています。今年度のうめの辺祭では、一斗缶5~6缶分の廃油が出ました。今年は、廃油を化学肥料にリサイクルしていただきました。」

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【写真は過去に行った"バイオディーゼル贈呈式"の様子】

――今年度、一番印象に残っているイベントは?
「一つは、12/23(祝)に行った"サンタプロジェクト"です。クリスマス直前の西条の町を、サンタクロースの格好をしてゴミ拾いするイベントで50人程度で行いました。」

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「もう一つが、夏に行った"黒瀬川水質調査"です。これは、地元小学生の環境学習として行った調査のサポートで、教職課程を履修している学生たちにも声をかけて一緒に参加しました。子どもたちと一緒に活動したのはとても新鮮で良い経験になりました。」

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その他に、今年度、東広島市で初めて行われた"こども未来フェスタ"には、東広島市からのお声掛けで計画段階から参加し、当日の運営ボランティアも行ったそうです。年々、活動の幅を広げている様子でした。

――最後に、渡辺くんから4月に入学予定の皆さんに向けて一言。
「僕は、ボランティア活動を通じて、外との繋がりができて、見識・視野が広がったと思います。"工学会"と聞いても最初は何をやっているのかピンとこないと思いますが、実際に参加してみると、色々な場所に行けて、本当にネットワークが広がりますよ。ボランティアに興味がある人、学校行事に関わってみたい人、ネットワークを広げたい人はぜひ工学会へ!お待ちしています!!」

渡辺くん、ありがとうございました。