12月15日（火）情報学科の3年生を対象とした、「組織活動と情報システム」（全7回）の講義第6回を行いました。

今回は講師として、日本マイクロソフト株式会社 パートナーセールス統括本部ストラテジックビジネス営業本部 エグゼクティブビジネスディベロップメントマネージャー 久保田 朋秀 様をお招きし「クラウド・ソーシャル・ビッグ・ＩｏＴ（「Internet things」あらゆるものがインターネットにつながる）時代の情報セキュリティ」と題しご講演いただきました。

久保田 様からは、「情報セキュリティとは何か」、「なぜ情報セキュリティ対策が必要か」、「現在の情報システムの構成と今後検討すべき課題」、「新しい時代の働き方」の四つのテーマでお話しいただきました。

日本の産業活力を向上させるために最も重要な施策の一つが世界最高水準のＩＴ利用国家となることで、2019年ラグビーワールドカップおよび2020年東京オリンピックに向けてサイバーセキュリティの強化は重要な課題です。最近でも民間企業のみならず、年金機構などにおける情報流出事故が多数起きており、情報システムをターゲットとした攻撃も年々増加しているなど事例を交え解説していただきました。

最後に久保田 様から「情報セキュリティは社会へ出ていく皆さんに前提知識として期待されているスキルの一つです。ソーシャルネットワークやネット通販（ＥＣ）など身近な話題を通じて課題に触れ、世界の範たる課題解決型のＩＴ利用活用モデルの構築のために活躍できる、自身の思考、考え方を身に付けることを期待します」とエールをいただきました。

久保田 様、貴重なお話ありがとうございました。

第6回もこのブログでご報告いたします。お楽しみに！