広島銀行寄附講座(第3回)を聴講しました

2015.11.26

11月18日(水)、技術経営特修プログラム「起業と経営」寄附講座(全4回)の第3回講義を行いました。今回は、広島銀行法人営業部 担当部長 森元 宏 氏と同アシスタントマネージャー 土居 誠 氏をお招きし、森元氏より"エレクトロニクス創業者列伝"というテーマでお話しいただきました。

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講義では、地方にあるエレクトロニクス関連の機械・部品メーカーを日本の代表的企業へと育てた創業者から学ぶ教訓や、異業種からの転身で成功を収めた創業者の事例など、成功者から学ぶ経営の知恵を学生にもわかり易くお話しいただきました。

日本人は性能の良いモノを作るが、それだけではダメで、そのモノを使って何がしたいのか、これが事業を行う上で重要になるそうです。

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「多くの企業は、1円でも安いモノ(価格で勝負する)をつくろうとする。これから起業をめざす学生には、1円でも高く売れるモノ(価値で勝負する)とは何かを考えるトレーニングをしてほしい。」、「会社をつくるとき、ボロクソに言われることもあるが、悔しいと感じることが大切。それは飛躍するための原動力へと変わっていく。」など、起業で成功するための多くのアドバイスをいただきました。

最後に学生から、「成功した創業者に共通する点は何か」との質問に対して、「儲かれば良いという発想だけではダメ。彼らは世の中の役に立つ事業を行いたいという信念を持っている」と応答してくださいました。

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起業をめざす学生にとって、大変刺激になったことと思います。森元様、貴重なご講義をありがとうございました。

最終回となる第4回目もこのブログで紹介します。お楽しみに!