「魅力ある建築物創造事業パネル展示会2015」開催中!

2015.11.21

11月16日~工学部メディアセンターにて、広島県主催の「魅力ある建築物創造事業パネル展示会2015」を開催しております。県内の大学から約50作品が出展されているなか、近畿大学からは県内最多となる11作品を出展し、そのうち5点が優秀賞等を受賞しています。

この展示会では、広島県が「魅力ある建築物の創造」に向けた人材育成の一環として、県内の建築学生を対象として開催している設計コンペ「ひろしま建築学生チャレンジコンペ2015」受賞作品のパネルも展示しています。
今年のコンペの課題は、広島県宇品地区に建設する公衆トイレです。作品の一部をご紹介致します。
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こちらは優秀賞を受賞した、建築学科4年 濱本 真之さん、(岡山県・岡山高校出身)、市場 靖崇さん(広島県立竹原高校出身)の作品です。
老若男女を問わず様々な人が利用するという公衆トイレの性質を活かし、トイレの手洗い場空間を開放して人々の交流の起点とするという発想で設計された公衆トイレです。

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こちらも優秀賞を受賞した、大学院 システム工学研究科 手銭 光明さん(島根県・出雲北陵高校出身)、青戸 貞治さん(島根県立出雲工業高校出身)の作品です。
度々フリマ等のイベントが開催されるという宇品地区の特色を活かし、トイレと広場をテントでつなぐという発想からうまれた作品です。宇品地区は海辺の町でもあるので、潮風に揺れる白帆をイメージしたとのこと。

他にも、宇品地区の景色をフレームで切り取るような設計、ベンチになるトイレ等、ユニークでわくわくするような作品を多数展示しています。

また建築学科オリジナルサイトでは、建築学科学生のコンペ受賞速報、全国トップレベルの一級建築士合格者数のご紹介も行っております。ぜひご覧ください。