入学前スクーリングを開催しました

2015.03.10

2月28日(土)、2015年度の入学生を対象とした「入学前スクーリング」を開催しました。

「入学前スクーリング」は2013年からスタートしたプログラムで、大学で基礎教育(英語・数学・物理学)を学ぶことの意義や、大学での学修方法についての講義、事前に提供されたe-ラーニングの確認テストが行われます。本学部入学前に、大学での学びに対する不安を、少しでも解消してもらうことを目的としています。

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講義では、教育推進センターの有馬 比呂志 教授(教育心理学研究室)から、『大学での学び』についてお話がありました。 大学での学びというのは食事に例えると「ビュッフェ」(自ら食材を選ぶスタイルの食事)であり、自分で授業を選択し、研究に取り組み、知識を創造していくというお話がありました。
"親から言われたから"、"友だちがやるから" では、なかなかやる気は起きませんが、自ら決めて行動することで、「知りたい」「理解したい」という意欲も沸き、沢山の発見や学びがあるのだそうです。

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「君たちの人生の主人公は、君たち自身です。人生の監督であると同時に、演出家や脚本家となって、自分でストーリーを作っていってほしい」「工学部での4年間は、社会に出ていくための準備期間です。これからの長い人生を自ら切り拓いていけるよう、ぜひ自ら決め、果敢に学びに挑戦していってください」と激励の言葉がありました。

お昼は食堂へ移動し、4月から共に学び合う仲間や先生たちとランチタイム。すでに女子同士のグループができていたり、教員と参加者が気軽に会話をしながら食事を楽しむ様子が伺えました。

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本学では、学びに挑戦する皆さんをサポートする体制も整えています。基礎教育の学力を伸ばしたいという人は、ぜひ「学習支援室」に足を運んでみてください。数学や英語の専任教員による学習指導で、各自のペースで納得いくまで学ぶことができます。

今回のスクーリングをきっかけに、参加した皆さんが、4月からの大学生活に少しでも早く慣れるよう願っています。