前回に引き続き、3/10に行われた「古民家再生プロジェクト」活動成果発表会の様子をお届けします。（こちらから） ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

お昼になると、古民家再生プロジェクト活動のこれまでの軌跡をたどる上映会が開催されました。

初夏の葺き替え作業や冬の茅刈り、古民家内のリノベーションの様子などがスライドショーで上映されました。1年生の時からこの活動に参加している4年生は、特に感慨無量な表情を浮かべながら見ている様子でした。

その後は、毎年恒例の餅つき大会！まずは炊いたもち米を4年生が杵でつぶしこねていきます。

餅つきは女子学生も挑戦。「なかなかいい線いってるよ！」と地域の奥様方からお褒めの言葉が。

つき終わった餅はすぐに古民家内へ運ばれ、女子学生たちがせっせと丸めていきます。
つきたてのお餅はとても柔らかく、とろける美味しさでした。

＜餅は、白餅、よもぎ餅、あんこ餅。そのまま食べてもよし、焼いてもよし。＞

豚汁も学生たちの手作り。焼いた餅を入れるとまた格別な味がしました。

締めには焼き芋も。ホクホクとしたお芋をほおばりながら、お互いの親睦を深めました。

＜学生が炭で焼いた絶品の焼き芋＞　＜地域の方から差し入れでいただいた沢庵＞

また、この度も、古民家を学生の教育の場としてご提供くださっている家主の方が、活動の成果を見に来てくださいました。生まれ変わった和室で家主さんを囲って古民家談義。学生にとっては、大人の方たちとのこんな何気ないやりとりが、貴重なコミュニケーションの機会なんです。

最後は卒業する4年生たちを皆で胴上げ。新たな旅立ちと、まばゆい前途を願って空高く舞い上げます。

4年生は設計事務所へ就職する人や大学院へ進学する人など進路は様々ですが、ここで経験したことは、これからの人生の糧となるはずですね。4年間本当にお疲れ様でした！