受験生応援企画(第2弾)情報学科3年生に聞きました その2(情報学科の学びと就職)

2015.01.22

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前回に引き続き、在学生の日常生活を紹介する受験生応援企画(第2弾)として、情報システム工学科(現:情報学科)3年の櫛部くんにお話を伺っています。

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---さて、実際に入学した情報学科は、高校生の頃のイメージと比べてどうですか?

実は、「SE」(システムエンジニア)をめざすつもりはなかった僕は、入学して、学科の先生や周囲の友だちの話を聞く内に、本当にこの学科で合っていたのか、不安になった時期もありました。

しかし、近畿大学工学部の情報学科では、システム設計やプログラミングだけでなく、「経営工学」も勉強できることが次第に分かり、工学の立場から経営学やプロジェクトを企画する面白さを学ぶことで、自分自身が、「いろんな人とコミュニケーションをとりながらプロジェクトを進めたり企画したりすること」に興味があることが判りました。

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(情報学科の授業の様子)

それまで、情報系の仕事というと、パソコンに向かってひたすら作業をするイメージが強かったのですが、そうではないと知って俄然興味が沸きました。

そんな中、「起業と経営」という授業を受講することで、学生がビジネスアイデアを発表できる機会である「ひろしまベンチャー助成金」や「キャンパスベンチャーグランプリ」にチャレンジすることになったんです。

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(学内発表会の様子)

僕は、電子情報工学科の友だちと一緒に「駐車場空きスペース検索アプリ」のアイデアを発表し、「ひろしまベンチャー助成金」では、銀賞を受賞することができました!
プレゼンでは、審査員の方から、厳しい意見もたくさんいただきましたが、「利益を上げる」ということを第1に企画を考える機会は学生生活ではあまりないことなので、非常に勉強になりました。4年生になったらまた挑戦したいと思っています!!

---元々、就職を見据えて工学部を選んだ櫛部君ですが、入学後のサポートはどうでしたか?

まだ実際の就活が始まったわけではありませんが、1年生から就職サポートはしっかりしてもらっています。インターンシップ前後は、事務部の就職室の方にも、チューターの先生にも、履歴書の添削や、インターンシップの報告発表など指導していただき心強かったです。

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(インターンシップ報告会で発表している櫛部くん)

そして何より、工学部は「技術」を身につけて、「手に職」がある状態で就活できるのは強みです。この技術が企業でどれだけ役立つかは分かりませんが、少なくとも、ある程度基本が身についていることで、何か将来役立てられるのではないかと思えることができ、前向きに就活に取り組めそうです。

今は、"自分が楽しいと思えるものづくりができる"という観点で業界研究をしており、まだ絞り切れていませんが、「スポーツ用品」、「食品」、「医療機器」、「農業用機械」といったメーカーを中心に研究しているところです。

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---次回(最終回)は、櫛部くんの日常生活についてお届けします。