「グローバル時代をいかにサバイブするか?」SAPジャパン特別講演を開催

2014.10.27

  • 研究 教育

工学部 情報学科では、アプリケーション・ソフト業界で世界一のシェアを誇るSAP社(本社:ドイツ)と教育に関する提携を結び、講座科目として最新の情報システムについて学習しています。また、日本法人"SAPジャパン株式会社"様のご協力により、寄附講座として特別講演を開催していただいています。

去る10/21(火)、今年度も、SAPジャパン株式会社 ソリューション&イノベーション統括本部 シニアマネージャーで、早稲田大学大学院の非常勤講師でもいらっしゃる関口 善昭先生が、講演に来てくださいました。関口先生は、今年で11年連続のご登壇となり、毎年、ITと経営の係わり方に関する最新情報と熱いメッセージをいただいています。

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今回のテーマは「グローバル時代をいかにサバイブするか?」。

講演は、①グローバル時代をサバイブする(生き残る)上で必要な心構え、②就活でサバイブする(生き残る)上で必要な心構えについて各7箇条を挙げて説明してくださり、大変分かり易い内容でした。

今回聴講した3年生にとっては、いよいよ本格的にスタートする就職活動戦線でサバイブ(生き残り)していかないといけない状況下にあり、このタイミングで聴くからこそ真に迫る刺激的な内容だったのではないでしょうか。

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関口先生は、企業での採用担当のご経験は元より、ご自身も転職を3回なさっていたり、海外事業で多国籍のスタッフをまとめるプロジェクトリーダーをされたこともあったりと経験豊富で、その経験に裏付けされた言葉には説得力があり、学生たちの心に響いたことと思います。

そのことを示すかのように、講座後半に設けていただいたQ&Aの時間には、学生たちが次々と手を挙げ、多くの質問が寄せられました。

例えば、「自分が本当にやりたいことが見つからない。どうやって見つければよいか?」、「自分の"強み(売り)"が分からない。周りの人と比べると自分に自信が持てない。」、「就職活動で"弱み"を聞かれたときに、どう答えればよいか?」、「"業界研究"をするときに、どこに着目して志望企業を絞っていけばよいか?」など・・・。就職活動を前に不安でいっぱいといった心情が伝わってきました。

学生たちの切実な質疑に対し、一つずつ親身になって答えてくださる関口先生の姿が印象的でした。

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たくさんのメッセージとアドバイスを下さった関口先生が最後に仰ったのが「自分を否定する人は成功できません!自信をもって頑張れ!!」という言葉。
今日の講演を聴いた学生たちは、それぞれ刺激を受けた言葉があることでしょう。その言葉を胸に、前向きに就職活動に取り組んでほしいと思います。

関口先生、ありがとうございました。