養蜂プロジェクト第2弾!いよいよハチミツを・・・その2
2014.08.05
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(その1のつづき...)
キャンパス内に設置していた巣箱からのハチミツ採取はできませんでしたが、塚本蜂場からお持ちいただいた、たっぷりと蜜が詰まった巣箱を使って、ハチミツ採取を体験させていただけることに!
これが、理想的な蜂の巣です。
がっちりと、蜜蝋(みつろう)で蓋がされています。
この蓋を包丁で削るようにしてはがすと、いよいよ中からハチミツが滴ってくるのですが、この包丁もその都度すぐに水で洗わなければ歯が使いものにならなくなる程、ものすごい粘着力でした。
(食べてみましたが、とても飲みこめるものではありませんでした。)
<包丁で蜜蝋の蓋をこそぎ取っているところ>
一つ一つ裏表ともに、蜜蝋の蓋をはがすのは本当に骨の折れる作業のようでしたが、この蓋のおかげで、中でハチミツが熟成されて美味しくなるのだそうです。
このロウ、本当にろうそくにもなる「ロウ」です。
口紅やマニキュアにもなるとのこと。
一通り蓋がはがれたら、ドラム缶の遠心分離器に木枠をセットしてグルグルと回します。
そして、ドラム缶の下部についているレバーを引いて瓶に詰めれば、無添加ハチミツの完成!
口に入れて10秒程で甘みが消えるのが、本物のハチミツの証とのこと。
確かに、普段食べているハチミツよりあっさりとしていて、しつこい甘さがありませんでした。
今後は、ミツバチが熊蜂に襲われないような対策も必要。
次こそ、キャンパスの巣箱からハチミツが採れますよう、今後も当プロジェクトを見守りたいと思います。