5月14日（水）、化学生命工学科の「フレッシュマンゼミナール」で「女性技術士の特別講演会」を行いました。

講師には、アクア環境株式会社　代表取締役　荻原 由起子 氏をお迎えし、技術士という資格について、お話しいただきました。

技術士について、「弁護士、看護師、保育士、環境計量士などの資格のように、その職業に就くために必須の免許とは違い、技術士は直接職業と結びつかないものです。英検やTOEICのように持っているだけでスキルがある、プロの証しとなります」とのことです。

なお、技術士は、JABEE認定を受けているカリキュラムを取得するだけで技術士の一次試験が免除され、登録すれば技術士補の資格取得が可能となります。
(ちなみに近畿大学工学部では化学生命工学科、機械工学科、電子情報工学科、情報学科、建築学科がJABEE認定を受けています。※学科によっては一部認定外のコースが有ります。詳しくはこちら。)

最後に、学生へのアドバイスとして
①友達（人脈）を作る　→　将来、役に立つ(人脈というのも仕事のプロの証し)
②許容範囲を広げる　→　なんでもチャレンジする
③早くその仕事のプロになる努力をしてほしい。

といったアドバイスをいただきました。

さらに仕事とは単調なものですが、長年経験することにより仕事のプロになれば楽しいものに変わるといったお話がありました。学生にはすぐに仕事を辞めないで、プロになるまで続けてくださいとのアドバイスをいただきました。

学生の皆さん。荻原氏のアドバイスを実践し、将来、技術士を取得して仕事のプロを目指しましょう！