建築デザイン専攻3年生「スタジオ設計I」のオープンジュリーが、実学ホールで開催されました。
2022.01.20
建築デザイン専攻3年生の必修課題「スタジオ設計I」の最終講評会が、オープンジュリーとして開催されました。
今年度は全69作品をアカデミックシアター「実学ホール」にて一堂に展示。新型コロナウイルスを考慮して、講評会はzoomでもオンライン配信。建築家・長田直之氏(奈良女子大学大学院教授)、ランドスケープアーキテクト・忽那裕樹氏(E-Design)をゲストクリティークとして招き、「新しいパブリックスペースの〈かた〉」を共通テーマとする8つのユニット(ユニットマスター:梅原悟、香川貴範、志柿敦啓、多田正治、中西正佳、前田茂樹、松本明教授、堀口徹准教授)で取り組んだ成果をめぐる公開プレゼンテーションとディスカッションを行いました。
淀川のスーパー堤防と隣接道路を市民開放する提案を細やかな登場人物たちとその生活シーンにより描いた池田穂香さん(前田ユニット)と、大阪空堀の長屋の裏側の隙間に眠る石垣部分を合筆、接道させて既存不適格木密地域の更新可能性を新しい土地所有の考え方とともに提案した上田望海さん(香川ユニット)の作品が最優秀作品に選ばれました。