奥冨利幸教授が、5月20日に東京の国立能楽堂で開催された公開講座にて、「能楽堂と時代」の講演を行いました。

2016.05.23

国立能楽堂では、能楽の普及・振興のための事業として、昨年度より「能楽をより楽しむために」をテーマに能楽の仕組みや仕掛けを様々な切り口で紹介する講座を実施しています。そのうち、今回は、奥冨利幸教授が「能楽堂と時代」の題目で講演を行いました。
講演では、能楽堂の成立過程について、三つの建築類型ごとに歴史的な流れに沿って解説を行いました。また、近代に画期的な能楽堂の設計をした大江新太郎と現代の能楽堂を代表する国立能楽堂を設計した大江宏の作品について、その設計理念から設計過程の説明を行いました。

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