建築デザイン専攻3年生「スタジオ設計I」のオープンジュリーが1月16日(火)に開催されました。

2024.01.22

建築デザイン専攻3年生の「スタジオ設計I」のオープンジュリーが1月16日に実学ホールで開催されました。
100を超える作品を展示し、指導にあたったユニットマスター8名に、ゲストクリティーク2名(忽那裕樹氏/ランドスケープアーキテクト、長田直之氏/建築家・奈良女子大学大学院教授)を交え、学生たちの作品をめぐる熱いディスカッションが展開されました。
今年度の最優秀作は、大阪中津周辺から建物内部の生活行為のシーンの表出を促す浸透性の高い建築ファサード要素をサンプリングし、そこで得られた要素を再編集・統合し、梅北ヤードにつながる中津の廃線跡地沿いの建物裏面にさまざまな生活シーンが一覧できる映画の断面セット的ファサードを増築的に展開した大道菜々花さんが選ばれました。また、優秀作では藤井幹太さんの提案が選ばれました。
二名の提案は、ともに堀口徹准教授がユニットマスターとして指導した映画監督・黒沢清監督の映画に描かれた風景とその制作方法を手がかりとするユニークな課題への応答でした。
なお、佳作には津田瑞稀さんと松尾玲美さんが、それぞれ選ばれました。

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