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【第3回】石川県災害ボランティアを実施しました

2025.03.13

  • 学生生活

令和736日(木)から7日(金)の2日間、学生ボランティアが集まり「石川県災害ボランティア」に参加しました。今回も全学部よりボランティアの募集をおこない、能登地震が発生してから1年以上が経過しましたが100名弱の応募がありました。その中から学生12名職員3名の合計15名でボランティアに参加しました。
今回の活動の主な内容は、1月の地震の被害よりも11月の豪雨での水害でした。そのため、現地に到着後は石川県災害ボランティアセンターの指示に従い、被害が特に大きかったご家庭を訪問し、家の内外の土砂をショベル等を用いて撤去する作業をおこないました。また、家の外では庭や排水溝から撤去した泥を土のう袋に詰め、雨が降った時に家の裏手の山からさらに泥が家に入り込まないよう、土のう袋を積み上げる作業もおこないました。

実施日:令和736日(木)、7日(金)
場所:石川県輪島市
内容:水害の泥の撤去

参加学生の声
実際に足を運ぶと倒壊している家や、道路が整備されておらず、まだ災害後の復旧作業が多く残っている現状を目の当たりにしました。研修や参加者との振り返りの中で、学生である私たちだからこそできることが多くあると感じ一回の参加だけでは終わってはいけないと改めて考えさせられるものでした。
(建築学部・1回生)

現地の方と話をする中で、もう子どもたちも戻ってこないからこの家は自分たちの代で終わりだけれど、最後までここに住みたいという声をたくさん聴きました。それと同時に、大切な家を大勢の方が手放さざるを得なかったのだと痛感しました。人手や支援が不足している中、ボランティアセンターには連日全国各地からボランティアに来て作業している方がいて、助け合いの大切さを感じることができました。学生という時間のある今だからこそ、個人ででも団体ででも行動を起こすことが大切だと実感しました。
(経営学部・2回生)

地震から1年以上経っているので、報道があまりされていないこともあり、おおよそ復興は終わっているのだろうと考えていました。しかし、実際に行ってみると災害が起きた当時と変わらないような光景が広がっており、ニュースやSNSではこの現状がうまく発信されていないと感じました。
(理工学部・2回生)

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