海外研修/国際交流プログラム
国際基準の医療を学び、
グローバルに活躍できる医師を育成
近畿大学医学部では、成績優秀かつ人物的に優れた学生に対して国際的に通用する医師の育成を目的とした「医学部海外研修プログラム」があります。語学によるコミュニケーションスキルの向上だけでなく、世界の医療業界を自分の目で確かめ、体験することは次世代の医師育成に欠かすことができません。イギリスやタイ、台湾など複数の国から自分の興味に基づいた研修先を選択し、臨床ローテーションにも参加しながら世界レベルの医療現場を経験することで将来の医療を担うグローバルな視点を持った医師育成をめざします。
世界の医療を
経験する医学研修
語学や文化研修だけでなく、基礎研究や臨床実習を通して、世界レベルの研究や医療現場を経験できるプログラム。
研修費は、
近畿大学が全額負担
往復の渡航費から滞在中の宿泊費、傷害保険を全額大学が負担。
安全確保と
学びのバックアップ
渡航中は安否確認を徹底。帰国後は、研修修了証を授与。論文発表、学会誌への投稿もバックアップ。
コース概要
| コース | 実施大学 | 人数 | 期間 |
|---|---|---|---|
| 欧州コース | ユニバーシティ·カレッジ·ロンドン(イギリス) | 4名程度 | 3月の春期休暇中 約2週間 |
| アジアコース | ベトナム国家大学ホーチミン市校(ベトナム) | 4名程度 | |
| チュラロンコン大学(タイ) | 4名程度 | ||
| 台北栄民総医院(台湾) | 2名程度 | ||
| 中東コース | ブルジール·ホスピタル(アラブ首長国連邦) | 2名程度 |
2026年度予定。現地の情勢等により変更または中止となる場合があります。
TOPIC
海外研修プログラム参加者インタビュー
(イギリス・タイ・台湾)
プログラム参加者の声①
研修先:ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(イギリス)
肝胆膵外科および肝移植医療を中心に、最先端の医療や意思決定プロセスについて学び、国際的な医療環境への理解を深めました。病棟実習やカンファレンス、手術見学では、多職種が連携する医療体制や患者安全を重視した医療文化に触れ、実際に患者への問診やベッドサイドでのディスカッションも経験しました。また、多国籍の医学生との交流や、肝移植における機械灌流など最先端の研究に触れることで、臨床能力に加えて国際性や論理的思考力の重要性を実感する貴重な機会となりました。
研修プログラム内容
肝胆膵外科・肝移植医療を中心に、手術見学、カンファレンス、病棟実習、外来見学に参加しました。実際に患者への問診やベッドサイドでのディスカッションを経験し、多職種が連携する医療体制や患者安全を重視した医療文化について学びました。また、肝移植手術や最先端の機械灌流技術に触れ、世界トップレベルの移植医療を実践的に学ぶことができました。


休日の過ごし方
放課後や休日にはロンドン市内を散策し、ビッグベンやバッキンガム宮殿、大英博物館などの歴史的・文化的施設を訪れ、イギリスの文化や歴史への理解を深めました。また、現地教員や学生との交流を通じて、将来のキャリアや学習環境について意見を交わす貴重な機会を得ました。さらに、エディンバラやケンブリッジを訪れ、医学教育や学術文化の歴史に触れることで、世界トップレベルの環境で学ぶことの重要性を実感しました。


プログラム参加者の声②
研修先:チュラロンコン大学(タイ)
海外の医療現場を体験し、臨床能力の向上や英語によるコミュニケーション能力の向上、異文化理解を通じた国際感覚の醸成を目的として研修に参加しました。整形外科および小児外科での実習を通じて、ロボット支援手術や先天性疾患の治療、多様な背景を持つ患者への対応などを学びました。また、現地学生の積極的な学習姿勢や患者への細やかな配慮に触れ、国際的な医療環境における柔軟な対応力や医療英語の重要性を実感する貴重な経験となりました。
研修プログラム内容
整形外科および小児外科で実習を行い、手術見学や外来見学、カンファレンスに参加しました。ロボット支援手術や先天性疾患の治療を学ぶとともに、多くの患者を効率的に診療する医療体制や、患者一人ひとりの生活背景を考慮した診療について理解を深めました。また、英語を用いた国際的な医療教育環境の中で、主体的に学ぶ姿勢の重要性を実感しました。


休日の過ごし方
放課後には留学生向けのタイ語レクチャーに参加し、多国籍の学生とともに現地の言語や文化を学びました。また、バイクタクシーでの通学や市場での食事など、タイの日常生活を体験しました。休日には現地の医学生と交流しながらチャイナタウンやアユタヤ遺跡、ワット・ポーなどを訪れ、食文化や宗教文化への理解を深めることで、タイの歴史や人々の価値観に触れる機会となりました。


プログラム参加者の声③
研修先:台北栄民総医院(台湾)
日本とは異なる医療体制や教育環境を体験し、国際的な視点から医療への理解を深めました。一般外科および心臓血管外科での実習では、多くの手術見学やロボット支援手術、低侵襲治療に触れ、高度医療の現場を学ぶことができました。また、大規模病院ならではの効率的な医療体制や、主体的に学ぶ学生の姿勢、移植医療に関する制度や倫理観の違いについて理解を深め、医療の多様性と国際的な視野の重要性を実感する機会となりました。
研修プログラム内容
一般外科および心臓血管外科で実習を行い、多くの手術見学を通じて高度医療やロボット支援手術を学びました。大規模病院ならではの効率的な医療体制や、積極的に学ぶ学生の姿勢に触れるとともに、移植医療や医療制度、倫理観の違いについても理解を深め、国際的な視点から医療を考える貴重な機会となりました。


休日の過ごし方
実習以外の時間には、現地学生との交流を深めながら、夜市での食事やハイキングなどを通じて台湾の生活文化を体験しました。また、台北101や中正紀念堂などの観光地を訪れ、台湾の歴史や都市の魅力にも触れました。現地での生活や学生との交流を通じて、医療がその国の文化や生活習慣、価値観と密接に関わっていることを実感し、患者背景を理解することの重要性を学ぶ機会となりました。


国際NGO活動やUSMLEに挑戦
**IFMSA(International Federation of Medical Students' Associations:国際医学生連盟)**は、世界各国の医学生が加盟する非営利・非政治の国際NGOです。国際交流や医療課題への理解促進を目的として、交換留学事業やグローバルヘルスに関する活動を展開しています。近畿大学では、海外からの医学生の受け入れや交流を通じて、異なる医療制度や文化への理解を深める機会が提供されています。また、IFMSAの活動を通じて、医学英語の実践や国際的な視点を養うことができ、将来の海外留学や国際的なキャリア形成につながっています。さらに、海外での臨床研修や医師としての活躍を目指す学生の中には、アメリカなどで広く認められている医師資格試験である**USMLE(United States Medical Licensing Examination)**の取得に挑戦する学生もおり、国際的な進路を見据えた学びを進めています。