卒業者インタビュー

文学科 日本文学専攻

一般社団法人日本自動車連盟(JAF)

鍬田 祥子さん (2015年卒業)

車が故障した際の「ロードサービスのJAF」でご存知の方もいらっしゃると思いますが、それ以外でも「入会して良かった」と喜んでいただくために、様々な会員向けサービスを提供しています。中でも私は、割引や特典のある店舗の新規開拓や紹介、広報冊子・チラシの作成、自治体とドライブを通じた観光の促進業務などを担当しています。店舗や自治体の現状をヒアリングし、集客のための企画を提案する…広告業界に近いかもしれません。実際の企画に、予想より多くのお客様が訪れれば大変嬉しいですし、下回れば「どこに問題があったのか」を分析し、新たな企画を提案します。様々な業種・職種の方と仕事を行うため、自分の知らない業界を学ぶことができるのがやりがいです。

鍬田 祥子さん

文学科 英語英米文学専攻

株式会社ジェイエア

北岸 千知さん (2015年卒業)

私は、JALグループの中でも伊丹空港をベースにし地方路線の主翼を担っている会社ジェイ・エアにて、北海道から鹿児島まで国内のフライトを担当しています。ジェイ・エアは創立以来、モニターなどの機内エンターテインメントがない機材を運航してきました。そこで、お客さまに快適な空の旅をお楽しみいただけるよう、手作りのルートマップを用いて現在どこの上空を飛行しているのかお客さまとお話をしたり、客室乗務員の似顔絵シールをお渡しするなど、乗務員一人一人がさまざまな工夫を凝らしています。フライトパターンは日帰りから3泊4日まであり、基本は4勤2休の繰り返しであるため、休日の予定も立てやすく公私ともに充実した生活を送れています。ステイ先では自由時間もあるため、近場の観光や、地元の美味しい物を食べに行けることも客室乗務員の仕事の魅力の一つです。札幌なら海鮮、福岡ならもつ鍋など、地方は地域や旬によって新鮮で美味しい物が沢山あり、これらを楽しんでいる乗務員も多くいます。

北岸 千知さん

芸術学科 舞台芸術専攻

公益財団法人名古屋市文化振興事業団

恩師や友人に支えられ叶えた「劇場で働く」という夢
文化芸術を通して人々の暮らしを豊かにしたい!

大野 真里奈さん(2017年卒業)

「好きなことを仕事にしたい」を軸に就職活動を行っていました。現在、当財団が管理する名古屋市内23の文化施設が実施する事業の経営戦略やサービス方針を企画・検討しながら、各施設や名古屋市との調整役を担っています。在学中は舞踊創作を学びながら舞台監督として裏方も経験。ベルギーでの国際交流企画や劇場へのインターンシップ、国際芸術祭への出演や学生舞踊連盟での活動など多岐にわたる経験で培ったコミュニケーション能力は、卒業後も生かすことができています。文化芸術の力と劇場という場を通して、一人でも多くの方の暮らしを豊かにしていきたいです。

戸田 彬弘さん

芸術学科 造形芸術専攻

ナカバヤシ株式会社

学んだすべてが業務に生かされていると実感!
平面から立体まで幅広いデザインにチャレンジしたい

古田 絵梨奈さん (2020年卒業)

私が所属している部署は、企業向けのノベルティデザインやDTPを中心に、AR企画など幅広い業務に携わっています。専攻していたグラフィックアートゼミでは、パッケージデザインなど実用性の高い技術を学びながら産学連携課題にも取り組み、在学中から現場に触れられる貴重な機会で、いち早く実社会で通用するデザインの基礎知識や経験を培うことができたと業務を進めるなかで実感することが多くあります。就職活動ではポートフォリオの提出を求められることが多く、先生にサポートいただきながら見せ方を意識して制作。自信を持って挑むことができました。今後は。平面だけでなく幅広いデザインにチャレンジし、自分のなかにある“創造”を形にできるようになりたいと考えています。

古田 絵梨奈さん

文化・歴史学科

島根県・益田市役所

対話を軸にした地域づくりを実現したい
学生時代から続く、活きる学びをこれからも

大庭 理紗子さん (2018年卒業)

私は大学で倫理・哲学を学んだ後、地元である島根県益田市の市役所職員としてUターンしました。益田市が力を入れているのは、自分がどう在りたいか考え、そのライフキャリアを実現するための「ひとづくり」。都会と比べて何もない、人口の少ない田舎だからこそ、新しい価値感、居場所、人とのつながりを作り出せる。そんな暮らしができるまちをめざしています。ひとづくりでは人との対話を大切にしていますが、対話に必要な言葉の伝え方・資料の作り方・話題を深堀りする考え方など、大学でプレゼンやディベートを繰り返すなかで試行錯誤したことが仕事にそのまま生きていると、驚くほど実感しました。学生時代の学びや経験は私の大きな力になっていて、今でも私を支えてくれています。

大庭 理紗子さん

文化デザイン学科

株式会社大広

実学教育で得た実践力を武器に日々鍛錬
常識に捉われず多角的な活躍をめざしたい

池田 龍人さん (2020年卒業)

広告会社のプランナーとして、オンラインイベントの企画提案やイベントで使用する画像や動画の制作などに携わっています。苦労することも多いですが、自分のアイデアが取り入れられることや成果が目に見えてわかるので、日々やりがいを感じています。在学中は実践的な講義が多く、学生のうちから企業の方と連携を図ることも多かったので、就職後も身構えることなく、前向きに業務に励むことができています。なかでも産学連携プロジェクトとして東大阪市のブランディングに携われたことは、とても良い経験で、身につけた知識や経験を大いに生かすことができています。「前提を疑え」という恩師から教わった言葉を胸に、クリエイティブなプランナーをめざしていきたいです。

池田 龍人さん