森山ゼミ「国際活動推進研究会」の三並寬知さん(法学部3年生)が、「LA 関西クラブ学生研修プログラム小論文優秀賞」を受賞しました。

2021.06.30

森山ゼミ「国際活動推進研究会」の三並寬知さん(法学部3年生)が、米国・ロサンゼルスの非営利団体・関西クラブが実施している「2020年度(第18回)LA関西クラブ学生研修プログラム」において「LA 関西クラブ学生研修プログラム小論文優秀賞」を受賞しました。
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受賞論文名:「新型コロナウイルス感染の世界的拡散の現状から今後のグローバリゼーションのあり方について」

同団体では、2003年から関西地区(大阪、京都、奈良、兵庫)の大学に在学中の学生あるいは関西出身の大学生(学部学生)を対象として「ロサンゼルス研修プログラム」が実施されています。

ただ、COVID-19の感染拡大の状況下、2020年は「現状を鑑みロサンゼルスでの研修の実施は難しいと判断し、その中で優秀な小論文2件について副賞としてそれぞれ$300を進呈いたします」 という形になっています。

今回の受賞にあたり、三並寬知さんから寄せられた喜びの声は以下のとおりです。

「関西地区の広域からの募集の中、2名の研修生の1人として選んで頂いたことを光栄に感じております。まずは、この場をお借りしまして、関西クラブの方々に厚く御礼申し上げます。

本プログラムに応募した背景には、法学部の講座として開講されている国際教育演習があり、そこで得られた知見や知識を活用して『何か社会の役に立つことができないか』と考えたのがきっかけでした。

特に、コロナウイルスによる人種差別の報道を目にする度に、グローバルかつグローカルな視座から『法学部で学んできた批判的思考および課題解決能力を発揮して少しでも良い世の中の構築に寄与したい』という一心でした。

残念ながら、コロナウイルスの影響で、ロサンゼルスでの研修の実施は難しく現地に行くことは叶いませんでしたが、『将来日本のリーダーとして活躍する皆さんに日本が直面する課題について問題意識を持ち日本を改革するための提案を紹介する』という同団体のコンセプトをしっかりと受け継ぎ、本受賞に値する人材であり続けるべく、学術と実践の両輪を回していく所存です。

最後になりましたが、法的思考を多様な観点からご教示いただいた法学部の先生方、国際的な思考を多様な観点からご教示いただいた出口朋美先生、日常よりゼミ内で根気よくご指導いただいている森山智浩先生に心より感謝申し上げます。

近畿大学法学部生としての誇りを胸に、関西から世界で活躍されている方々とさまざまな意見交換ができるだけの人材になることを目指し、引き続き、有限の学生時代を無限の可能性に変えていきたいと考えています。」


今後も、森山ゼミ「国際活動推進研究会」は、ゼミ生自らの主体性のもと、日本と海外との橋渡しになる国際的役割を担う人材育成を進めていきます。