【受験生向け特設ページ】情報学部 もっと、まるわかり。

2026.08.28

もっと、まるわかり。

近畿大学 情報学部をもっと知りたい方へ

このページについて

このページは、2026年度の近畿大学オープンキャンパス「情報学部まるわかり講座」でお伝えした内容をベースに整理したものです。当日参加された方も、そうでない方も、あらためて情報学部に関する情報を確認できるようにしています。

学部の特色から入試までの情報をまとめていますので、進路を一緒に考えてくださっているご家族にも、ぜひご覧いただければと思います。

情報学部がめざすもの

社会のニーズに応え、先端IT人材を育てます

サイバー空間と実世界を高度に融合させた超スマート社会「Society 5.0」の実現に向けて、第4次産業革命と呼ばれる技術革新が進んでいます。そのなかで、ビッグデータやIoT、人工知能、情報セキュリティなど、先端IT技術に携わる「先端IT人材」が強く求められています。

ITエンジニアの不足は、人材不足のなかでもひときわ深刻な社会問題の一つとされています。経済産業省の発表によると、2030年には国内の先端IT人材が約55万人不足すると予測されています。一方で、大学から社会に送り出せる人材は限られており、社会の需要に応えきれていない状況が続いています。

情報学部は、この社会のニーズに応えられる先端IT人材の育成に特化した学部として、2022年4月に開設しました。社会に求められる技術の習得だけでなく、Society 5.0を実現するクリエイティブな先端IT技術者の育成をめざします。

先端IT人材の不足数は、経済産業省「IT人材需給に関する調査報告書」(2019年)による予測です。

情報学部の3つの特徴

1. Society 5.0を実現できるクリエイティブな先端IT技術者の育成
Society 5.0の根幹となる、サイバー空間と実世界を高度に融合させたシステムの運用や開発に従事するICT技術者を養成するために、3つのコースを設けています。要素技術から社会実装に至るまでを網羅する教育カリキュラムを用意し、コース編成もSociety 5.0を強く意識したものにしています。
2. 実社会と結びついた教育
企業・官庁・地方自治体・警察・大学との間で「教育の産官学連携」を実現し、生きた教育を実践します。実務家教員による実践的な学びの機会もあります。また、近畿大学情報学研究所で得られた研究成果を情報学部の教育活動にフィードバックすることで、教育内容を常にアップデートしています。
3. 自律的に考えチャレンジできる場の提供
2年次及び3年次に実施する社会情報学実習(学生中心プロジェクト)では、情報技術やアイデアを駆使してグループで解決策を模索します。企業や官公庁等と連携して主体的に課題解決に取り組むことにより、自己管理力とチームワーク力、自ら考え実践する力を涵養します。研究室間・他学部との協同活動や、地域貢献・競技参加をめざした課外活動もあります。

教育理念と育てたい力

情報学部情報学科の教育理念は、建学の精神である実学教育を重視し、広い視野から問題の核心を的確に把握する洞察力、技術的な課題を解決する専門能力、進歩を続ける情報技術に対応できる柔軟な思考力と創造力を持ち、社会の一員としての責任と自覚を有する情報技術者を育成することです。

具体的には、問題発見能力、制約のなかで他者と協調しながら問題を解決する能力、情報分野における幅広い専門技術の知識とそれらを問題解決に応用できる能力、システム構想・設計力、プログラミング能力。これらに加えて、国際的に通用する英語コミュニケーション能力と技術者倫理を身につけた人材の育成を目標に、カリキュラムを組んでいます。

4年間を通じて、新たな情報価値や情報サービスの創出を担う技術者の養成をめざします。単に知識を伝えるのではなく、自ら問いを立て、新たな価値を創造する人を育てることが、情報学部の使命です。どれほど技術が高度化しても、創造し、共感し、倫理観を持って決断するという、人間にしかない価値の重要性は変わりません。確かな技術力と豊かな創造性の両方を、4年間で養ってください。

「KDIX」に込めた意味

情報学部には「KDIX(ケーディックス)」という愛称があります。Kindai University Digital Informatics eXperts からとったもので、「デジタルと情報学の専門家集団」という意味です。このあと出てくる「KDIX.Lab」「KDIX.global」「KDIX.quest」も、ここから名づけられています。

校舎の前に立つモニュメントのロゴは、2本の赤い矢印でできています。同じ方向を向いて新しい未来をつくっていく「学生」と「教員」を表したもので、未来に向かって進んでいく推進力を示しています。

KDIXのロゴ。2本の赤い矢印が同じ方向へ伸びるデザイン

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情報学部を選ぶ理由

1. Appleと連携した学習環境

アジアで初めて開設された、日本唯一のApple社認定教育トレーニングセンター「AATCe」があります。文系・理系を問わず、Apple社の公式カリキュラムに沿ってアプリ開発に挑戦できます。学生は全員がMacを持ち、授業でも課外の活動でも日常的に使います(入学時に各自でご購入いただきます)。

「Appleとの連携」をくわしく見る

2. やってみたいことに、手が届く

学生が立ち上げるプロジェクト、NVIDIAのコミュニティ、米国への留学、学会での発表。やってみたいと手を挙げれば、担当教員が伴走します。

「やってみたいことに、手が届く」をくわしく見る

3. スタートラインは問いません

情報通信業に進んだ卒業生のなかには、入学時点でプログラミングを触ったことがなかった人もいます。また、数学に苦手意識がある人のために、大学での学びに必要な数学を身につける講座「リメディアルクラブ」を用意しています。

一方で、高校時代から実績を積んできた学生も在籍しています。総合型選抜では、そうした力を持つ人を対象に、授業料が全額免除となる特待生制度も設けています。

この幅が、情報学部の環境をつくっています。経験のある学生が引っ張り、始めたばかりの学生が追いかける。KDIX.Labやコンテストへの挑戦は、その混ざり合いのなかから生まれています。

「よくある不安にお答えします」をくわしく見る

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Appleとの連携

情報学部は、Apple社と連携した学習環境を整えています。学生はMacを日常的に使いながら、授業でも課外の活動でも、実際に動くものをつくることを通して学んでいきます。ソフトウェアの使い方を覚えるのではなく、自分のアイデアを形にする道具として使いこなすことを目指しています。

AATCe(Apple認定教育トレーニングセンター)の実習室

アジア初・日本唯一のAATCe

AATCe(Apple Authorized Training Center for Education)は、Apple認定の教育トレーニング施設です。iOSアプリ開発による人材育成やSwift言語修得の場となっています。

ここでは、Apple社の公式カリキュラムに沿って、iPhoneやiPad向けのアプリ開発を学べます。文系・理系を問わず挑戦できる環境です。「App Development with Swift」の資格取得も支援しているため、在学中に、世界で通用する形で自分の技術を証明することができます。設備が整っているだけでなく、Apple社の基準を満たした内容を学べることが、この拠点の価値です。


プログラミングBootCamp

プログラミングBootCampの様子。数人のグループでノートパソコンに向かう学生たち

大学に入って最初にチャレンジするのがプログラミングです。情報学部では、入学式の前に、新入生を対象としたプログラミングBootCampを開いています。プログラミング経験を問わず、短期集中的にAppleのiOSアプリ開発に取り組みます。

パズルを解くように、書いたコードがその場で動いて確かめられるので、初めての人でも手が止まりません。数人のグループで取り組むため、うまくいったこともいかなかったことも、その場で共有できます。授業が始まる前にここで一緒に悩んだ相手が、そのまま4年間の仲間になります。

Apple Swift Student Challenge 入賞

Apple主催の世界的な学生アプリ開発コンテスト「Swift Student Challenge」で入賞した情報学部の学生もいます。入賞した学生は、Apple本社があるアメリカ・クパチーノで開催される特別なプログラムに招待されます。

学んだことを学内で終わらせず、世界に向けて出していく。教員のサポートのもと、そうした挑戦ができます。

授業で使用するMacは、入学時に各自でご購入いただきます。

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やってみたいことに、手が届く

情報学部には、授業以外で力を伸ばすための場がいくつも用意されています。特別に優秀な学生だけのものではありません。やってみたいという気持ちがあれば、教員が伴走します。

NVIDIA学生アンバサダー

NVIDIAは、世界的な半導体メーカーです。同社からAIやデジタルツイン、ロボティクスなどに関する技術指導を受けながら、学生が主体的に学ぶプログラムです。

現在は「デジタルツイン」をテーマに、NVIDIA Omniverseを用いてAI分野に関する学びの機会を広げています。


KDIX.global ― 留学という選択肢

KDIX.globalで渡米した学生の様子

カリフォルニア大学デービス校への半期留学プログラムです。現地で専門科目を英語で学びながら、情報学部のオンライン授業も受けられます。シリコンバレーにあるIT企業のイベントに参加する機会もあります。

留学というと、費用と時間で二の足を踏む方が多いと思います。このプログラムには次の仕組みがあります。

  • 留学先大学の授業料を情報学部が補助します(選考があります)
  • 現地で履修した科目は本学の単位として認定されます
  • 留学のために留年することなく、4年間で卒業できます

短期の「KDIX.global/lite」もあります。語学だけではなく、科学分野の最新情報や起業などにも触れることができます。

そのほかの取り組み

KDIX.Lab
「何かを作りたい」「アイデアをカタチにしたい」を支援するプログラム。機会・場所・知識を提供し、教職員がメンターとして付いて、学生プロジェクトをバックアップします。1年次から応募可能です。2023年以降、累計28のプロジェクトが動いてきました(2026年7月現在)。
KDIX.quest
課外での開発活動を卒業研究として認定する制度。長期インターンシップや、実際に運用されているソフトウェアの開発実績が対象になります。
NVIDIA DLI
NVIDIAのDeep Learning Institute。知能システムコースで活用しており、AIに関する世界基準の知識と技術を身につけられます。
NVIDIA GTCへの参加支援
NVIDIAが主催する世界的なカンファレンス「GTC」への参加を支援しています。
未踏/SecHack365
未踏は、経済産業省所管の情報処理推進機構(IPA)が国家事業として実施しています。SecHack365は、25歳以下を対象に情報通信研究機構(NICT)が手がけるプログラムです。未踏の採択経験を持つ教員が挑戦を支援します。
Apple Swift Student Challenge
Apple認定トレーナーである教員が、アイデアから開発までサポートします。
学会での発表
在学中に8人に1人くらいの割合で学会発表を経験しています。

これらの取り組みには、それぞれ担当の教員が付いています。何から始めればよいか分からない段階でも、まず相談できる相手がいます。

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情報学部の1週間

大学の学び方は、高校とかなり違います。ここでは、情報学部の学生が実際にどんな1週間を過ごしているかをご紹介します。

時間割は自分でつくる

高校までは決められた時間割に沿って過ごしますが、大学では、卒業に必要な条件の範囲で、自分で受ける授業を決めます。下は、とある情報学部1年生の時間割です。

 
1限9:00-10:30 基礎微分積分学I
2限10:45-12:15 基礎線形代数学I近大ゼミ第2外国語(中国語)
3限13:15-14:45 コンピュータ基礎プログラミング基礎I
4限15:00-16:30 英語総合Iプログラミング基礎I英語総合I
5限16:45-18:15 国際経済と企業の国際化オーラルイングリッシュI生涯スポーツI

昼休みは12:15〜13:15。色の付いたコマが対面授業です。

1年次は、プログラミングやコンピュータの基礎と並行して、微分積分・線形代数といった情報学の土台になる数学を学びます。英語や第二外国語もこの時期に履修します。

対面授業は週の半分ほど

情報学部の授業は、約半数をメディア授業としています。オンラインで受けられるため、毎日大学に通う必要はありません。

上の時間割でも、対面授業は週に7コマ。残りは自宅など好きな場所から受講できます。

ただし、授業が楽になるわけではありません。空いた時間をどう使うかは自分次第です。この時間を、資格の勉強や、留学、インターンシップ、KDIX.Labでのプロジェクトに充てている学生が多くいます。まとまった時間が確保できるからこそ、腰を据えて取り組めることがあります。

定期試験期間がない

情報学部独自の授業では、学期末に試験期間を設けていません。原則として授業は15週で完結します。本来定期試験を行っていた期間を活用し、インターンシップや研究発表等に取り組んでもらうことが狙いです。

成績は、授業内で行うテストやレポートなどで評価します。試験直前に慌てて詰め込む学び方ではなく、毎週の積み上げがそのまま結果になります。

少人数のゼミが4年間続きます

情報学部の授業の様子

1年次の近大ゼミから、4年次の卒業研究まで、少人数で教員と直接やりとりする機会が続きます。分からないことをその場で質問できる距離感が、4年間を通して保たれます。

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コースと研究

入学の時点で、専門を決める必要はありません

情報学部は1学部1学科です。1年次は全員が共通の科目を学び、コースを選ぶのは2年次からになります。

高校生の段階で「AIをやりたいのか、セキュリティをやりたいのか」を決めきれる人は多くありません。1年間かけて実際に触れてみてから選べる仕組みにしています。

3つのコース

情報学部では、Society 5.0の根幹となる、サイバー空間と実世界を高度に融合させたシステムの運用や開発に従事するICT技術者を養成するために、3つのコースを設けています。学生は2年次以降にいずれかのコースに配属されます。それぞれのコースでは、サイバー空間に蓄積する大規模データの利活用、そのセキュアな流通、サイバー空間と実世界との橋渡しに関する技術分野を扱い、社会のニーズに即した人材養成を行います。この3コースを軸に、理論から実践までを体系的に学びます。

知能システムコース

AIやデータエンジニアリングを探求し、AIエンジニアを育成します。サイバー空間に存在するビッグデータを、AIによって解析できる人材です。サイバー空間に蓄積された膨大なデータを解析し、人々の生活をより便利にする情報を提供する社会インフラやデータ利活用システムを構築できる力を養います。AIの基礎となる数理・統計の素養と、その本質を理解して活用するスキルを身につけます。

サイバーセキュリティコース

デジタル社会の安全と信頼を守り抜く、ネットワークエンジニア・セキュリティエンジニアを育成します。サイバー空間と実世界という2つの空間を、セキュアに接続する役割を担う人材です。大規模データを収集し利活用するための安全な情報基盤を構築するICTアーキテクトや、高度化するサイバー攻撃に対処できる情報セキュリティ人材をめざします。安心安全なIoT社会を実現するために欠かせない、インフラとセキュリティのスキルを身につけます。

実世界コンピューティングコース

IoTやロボティクスで現実世界と情報を融合させ、新しいサービスやイノベーションを創出できるエンジニアを育成します。実世界(フィジカル空間)にある対象を、有機的にインタラクション(互いに作用し合うこと)させられる人材です。IoT、AI、およびシステムとユーザの相互作用に関する人間中心のシステム設計を高度に統合し、実世界で新たなサービスやイノベーションを創出できる力を養います。人間中心のシステム設計論を基礎に、IoTやAIを組み合わせ、社会実装につなげるスキルを身につけます。

研究クラスタから研究室へ

情報学部では、3年前期開始時に「研究クラスタ」に配属されます。研究クラスタは、学部所属の教員が取り組む幅広い研究分野を、研究テーマごとに大きく4つにまとめたものです。学生は3年生進級前に、自身の興味・関心や将来の進路希望などを踏まえて、所属を希望するクラスタを選択します。

3年前期の「情報学応用ゼミナール1」では、クラスタごとに異なる内容に取り組み、それぞれの研究分野に関する基礎知識を身につけます。後期の「情報学応用ゼミナール2」では、所属するクラスタ内のいずれかの研究室に配属され、より専門的な内容に取り組みます。

このように、3年前期に大まかな研究分野を選択し、3年後期にはそのクラスタ内でより専門的な研究分野へ進むことで、自分の適性・興味・関心に合った研究分野を段階的に見つけていく仕組みにしています。

また、3年前期は就職活動を意識し始める重要な時期でもあります。各クラスタの教員が所属学生に対してきめ細かい指導を行い、研究活動への導入だけでなく、就職活動を円滑に始められるようサポートします。

研究クラスタは、次の4つです。

ネットワークとセキュリティ
安全安心なSociety 5.0の基盤となる、情報ネットワーク技術とサイバーセキュリティ技術について、基礎から応用まで幅広くカバーした研究を行います。
インタラクションとエンターテイメント
人と情報システムの新しい関係性を創造する研究を行います。VRやロボットを用いた体験型システム開発、観光・サービス業における自然言語処理、ユーザ中心の情報システム設計などに取り組みます。
AIエンジニアリング
知識処理技術や機械学習、数理的最適化などの手法を用いて、医療や生命科学における課題解決に取り組みます。AIを活用した医用画像処理、医療行動の支援システムの開発などを通じて、健康・医療分野の発展に貢献することをめざします。
ヒューマンセンシングと応用情報処理
AI、画像処理、コンピュータビジョン、リモートセンシング、各種センシング技術やデータ解析を活用して、人間の行動や感性、そしてそれを取り巻く環境を理解し、実社会の課題解決に貢献する研究を行います。

4年次には、それまでの学びの集大成として卒業研究に取り組みます。どの教員がどんな研究をしているかは、WEBサイトで一覧できます。

卒業研究のテーマ例

  • 低軌道衛星通信における通信性能評価システムの設計と通信品質評価
  • VR酔いを軽減するためのウェアラブルつぼ押しデバイスの開発
  • ABCアルゴリズムを用いた数独のAI作成
  • Semantic Segmentationを用いた建築構造部材の3Dマッピング
  • 機械学習を用いた、映像からの近大マグロの給餌終了シーンの検出

技術そのものを深めるものから、身近な困りごとを解決するもの、近大ならではの研究資源を使うものまで、幅があります。やりたいことが決まっている人も、まだ決まっていない人も、選択肢は広く用意されています。

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4年間を過ごす場所

情報学部の建物には、授業を受ける教室のほかに、学生が自由に使える施設があります。

研究エリア

壁を取り払った研究エリア。学生が並んで作業している

大学の研究室というと、閉じた個室で、隣が何をしているか分からない――そんなイメージがあるかもしれません。情報学部では、そのイメージを刷新したいと考え、物理的な垣根(壁)を取り除いた研究エリアを設けています。

近くにいる人と自然に議論が始まる空間です。自然光がよく入り、息を抜きやすい環境でもあります。

i-CORE

i-CORE。壁面全体が大画面スクリーンになったデジタルコンテンツ空間

高性能プロジェクターによって壁面全体が大画面スクリーンになる、デジタルコンテンツ空間です。

学生の作品を展示するだけでなく、研究発表の場としてプレゼン技術を身につけることや映像コンテンツの編集など、デジタルネイティブ世代とともに成長・進化していく施設です。

On Demand Salon

On Demand Salon。緑の多い自由に使えるスペース

多様な授業形態に対応可能な、自由に利用できるスペースです。

情報学部はメディア授業を多く取り入れています。この場所で受講すれば、大学にいながらオンラインの授業を受け、そのまま次の対面授業に出られます。リアル空間とサイバー空間をフル活用して、時間に縛られない効率的な学びを促進します。お洒落で居心地が良い空間となっています。

esports Arena

esports Arena。配信機器を備えたeスポーツ空間

大学の教育研究を通じて優秀な人材を育成する拠点として設置したeスポーツ施設です。全学生が利用でき、最新の照明・音響・配信機器を完備しています。

プレイする場所であると同時に、イベントの会場にもなります。大会の企画や当日の運営、配信を、学生が自分たちで手がけることもできます。

このほか、最新のGPUや、生体情報を含むセンシング環境など、研究のための設備も学部生のうちから使えます。

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卒業後の進路

情報学部は2022年に開設した学部です。2025年度に、299名の1期生を送り出しました。

1期生の進路

情報通信業48.5%
大学院進学20.3%
製造業13.7%
サービス業9.6%
卸売・小売業2.7%
建設業2.4%
教育1.0%
運輸・郵便業0.7%
不動産業0.3%
自営0.3%
公務員0.3%

2025年度卒業生(299名)の実績です。割合の合計は、端数処理の関係で100%にならないことがあります。1期生のみの数値のため、今後の卒業生の状況によって割合は変わります。

約半数が情報通信業に進みました。一方で、製造業やサービス業、建設業など、IT業界以外に進んだ学生も少なくありません。情報技術はどの業界でも使われるため、学んだことを生かせる場所は、IT企業に限られないということです。卒業生の進路・就職先もあわせてご覧ください。

また、5人に一人大学院への進学を選択しています。

主な就職先・進学先

KDDI/ソフトバンク/NTTドコモソリューションズ/SCSK/Sky/TIS/キヤノンITソリューションズ/NECソリューションイノベータ/さくら情報システム/スミセイ情報システム/アクセンチュア/日本総合研究所/日立システムズ/日本アイ・ビー・エムデジタルサービス/三菱電機デジタルイノベーション/大塚商会/日立製作所/富士通/日本電気(NEC)/シャープ/スズキ/ダイハツ工業/日野自動車/ジェイテクト/フジクラ/GSユアサ/日東電工/清水建設/西日本旅客鉄道(JR西日本)/近畿日本鉄道/関西電力送配電/大阪市

大学院への進学先は次のとおりです。

近畿大学大学院/神戸大学大学院/奈良先端科学技術大学院大学

2025年度卒業生の実績です(順不同)。

1年次から始まるキャリア支援

情報学部には、就職活動が本格化する前から動き出す独自のキャリア支援があります。

低年次キャリア教育
1年次から、就職活動を意識するための準備講座を行います。早い段階で「どんな仕事があるのか」を知っておくことで、学び方が変わります。
企業を招いた学内での会社説明会
IT人材を求めているのは情報通信業だけではありません。さまざまな業界の会社説明会に、学内で参加できます。
企業連携のプロジェクト型授業(社会情報学実習/ガクチュウ)
2年次及び3年次に実施する「社会情報学実習」です。実社会のさまざまな問題に対して、情報技術やアイデアを駆使し、グループで解決策を模索します。企業や官公庁等と連携して主体的に課題解決に取り組むことにより、自己管理力とチームワーク力、自ら考え実践する力を涵養します。学部ではこれを「学生中心プロジェクト」と位置づけており、学生が中心になって動かすことから「ガクチュウ(学生中心)プロジェクト」とも呼んでいます。現場で使うプロの技術にも触れられ、実践力が身につきます。これまでの協力企業には、カプコン、NTT西日本、NTTデータ関西などがあります。就職活動のためだけに特別な準備をするのではなく、大学での活動を通じて社会や企業の方と接するうちに、職業観が育ち、自己分析が進み、「学生時代に力を入れたこと」も自然に手元に残る。気がついたら就職活動が終わっていた、という4年間を思い描いて立ち上げました。
「学業ガクチカ」の支援
就職活動では「学生時代に力を入れたこと」(ガクチカ)を必ず聞かれます。情報学部では、在学中に実施する研究活動を学業ガクチカとして活用することができ、作成のサポートをします。

このほか、自己分析ツールによる適性把握、キャリアガイダンス、個別面談、インターンシップ参加の支援を、学年に応じて行っています。

大学院という選択

さらに専門性を深めたい人のために、大学院への道もあります。2025年度は、卒業生299名のうち54名が本学の情報学研究科へ進学しました。情報学研究所との連携により、自分のアイデアを社会実装につなげるチャンスもあります。

情報学研究科 情報学専攻 修士課程
知能システム分野では機械学習・自然言語処理・コンピュータビジョンを、サイバーセキュリティ分野では情報ネットワーク・情報セキュリティ・情報処理基盤を、実世界コンピューティング分野ではヒューマンインタフェースおよびインタラクション、エンターテインメントコンピューティング、サービスコンピューティングなどを扱います。修了すると修士(工学)の学位が授与されます。企業との共同研究に取り組んでいる学生もいます。

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よくある不安にお答えします

オープンキャンパスなどでよくいただく質問にお答えします。

「数学が苦手でも大丈夫ですか」

得意である必要はありません。苦手な部分を補う仕組みを用意しています。

大学で使う数学は、高校までとは役割が変わります。大学では計算テクニックではなく、数学を現実の問題を解くためのツールとして活用します。

たとえば微分・積分は、高校では関数の変化や傾き、面積を求めるために使います。情報学部では、これがAIの学習の仕組みや、物理シミュレーション、画像処理を理解するための土台になります。ベクトルや行列も同じです。高校では演算や連立方程式のために学びますが、情報学部ではAIの仕組み、CG・ゲーム、画像処理を支える考え方として登場します。

それでも不安な場合は、入学後に「リメディアルクラブ」を受講することで、大学での学びに必要な数学を身につけることができます。希望すれば誰でも参加できます。

「文系クラスなので、入試が心配です」

高校で文系クラスだった方でも学べるカリキュラムを組んでいます。情報学部の入試はほとんどの方式で数学を必須にしていますが、英語・数学・国語の3科目で受験できる文系型の方式を、A日程・B日程・後期に毎年設けています。推薦入試(一般公募)でも、英語・数学の2科目で受験できます。ここでの数学の範囲は、「数Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列)・C(ベクトル)」です。

入学後には、苦手な部分を補うために「リメディアルクラブ」を用意しています。希望すれば誰でも参加できるので、履修していない範囲があることを理由に進路をあきらめる必要はありません。

理系・文系という区分よりも、つくってみたい、動かしてみたいという気持ちのほうが、この学部では長く効いてきます。

詳細は最新の入試要項を確認してください。

「プログラミングは未経験なのですが」

大丈夫です。1年次は、プログラミングの実習を通して、全員が同じところから始めます。少人数で進む「近大ゼミ」があるため、分からないところはその場で聞けます。入学式の前に行うプログラミングBootCampも、プログラミング経験を問わず参加できます。

2025年度に卒業した1期生のなかにも、初心者レベルから大学生活をスタートし、日立製作所や日本電気(NEC)に就職した先輩がいます。

高校までの経験にとらわれず、大学での学びや経験を通じて、4年後の自分自身の姿を自らの手で形作ることができます。

「もうプログラムは書けます。大学で学ぶことはありますか」

あります。むしろ、すでに手を動かしてきた人ほど使える環境です。

授業では、独学では手が回りにくいところを体系的に扱います。AIの土台になる数学と統計、ネットワークとセキュリティ、大きなシステムの設計、そして研究の進め方です。動くものをつくれることと、なぜそう動くのかを説明できることは、別の力です。

同じように高校時代から実績を積んできた学生も複数在籍しており、互いに刺激し合いながら学外のコンテストに挑戦しています。未踏の採択経験を持つ教員が指導にあたり、未踏やSecHack365への挑戦を支えます。

課外での開発活動を卒業研究として認定するKDIX.questもあります。学部生のうちから学会で発表する学生も、8人に1人くらいの割合でいます。

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入試情報

情報学部の入試には、他学部と違う特徴が2つあります。

詳細は最新の入試要項を確認してください。

1. 文系型の試験科目があります

英語・数学・国語の3科目で受験できる方式を、A日程・B日程・後期に毎年設けています。推薦入試(一般公募)でも、英語・数学の2科目で受験できます。特に、推薦入試(一般公募)と一般入試後期の「情報学部独自方式」では、数学1科目で勝負することもできます。

2. 総合型選抜を実施しています

情報関連の分野に強い関心があり、すでにプログラムをつくった経験のある方を対象とした総合型選抜を行っています。選考は完全オンラインで実施し、各出願書類作成における一連の過程で、生成AIの活用を認めています

出願にあたって、資格や受賞歴の提出は必須ではありません。ただし、これまでに何をつくり、何に取り組んできたかは、選考で大きく評価されます。未踏IT、未踏ジュニア、SecHack365の採択者については、自己PR動画の提出が不要となり、第1次審査も免除されます。

総合型選抜の詳しい情報(特待生に関する内容を含む)は、総合型選抜のページでご確認ください。

学費の支援について

情報学部には、授業料が全額免除となる特待生制度があります。総合型選抜だけではありません。

  • 総合型選抜 ― 特に優秀なプログラミング能力があると認められ、第2次審査の成績が上位の方
  • 一般入試・前期(A日程・B日程)、共通テスト利用方式(前期・中期) ― 試験の成績が上位の方

さらに、入学後の成績優秀者を対象とした特待生制度もあります。2年次・3年次・4年次への進級時に、成績が上位であることに加えて、TOEIC L&Rで一定のスコアを取っていることなどが条件です。入学時に届かなくても、在学中に挑戦できます。

入試日程、募集要項、出願方法などの詳細は、以下のページをご覧ください。

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もっと詳しく知りたい方へ

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