授業紹介:国際経営特修プログラム「起業と経営」ビジネスプラン発表会で電子情報工学科卒業生の講演
2026.07.29
- 研究 教育
国際経営特修プログラム科目「起業と経営」では、3年生以上を対象に、起業やベンチャー企業の設立・成長に必要となる経営資源や、その獲得方法について学ぶ講義を実施しています。
本授業では、ビジネスコンテストへの応募を最終目標に掲げ、ビジネスアイデア創出ワークショップなどを通して発掘したアイデアをもとに、個人またはチームで実践的なビジネスプランの作成に取り組んでいます。7月には3週にわたりビジネスプラン発表会を実施し、学生たちは市場性や実現可能性、社会課題の解決につながる視点などを意識しながら、自身のプランを発表しました。
最終回となる2026年7月15日(水)は、工学部電子情報工学科卒業後、近畿大学大学院実学社会起業イノベーション学位プログラムを修了した兼松尚輝さんを特別ゲストとしてお招きし、ご自身の経験をもとに講演いただきました。
兼松さんは、在学中に本授業で外部講師の講演を受けたことをきっかけに、「工学部でも起業を目指す仲間が集まれる場をつくりたい」と考え、工学部内に起業同好会を立ち上げました。学部卒業後は実学社会起業イノベーション学位プログラムへ進学し、修士2年次のファイナルピッチコンテストでは最優秀賞を受賞されるなど、学生時代から積極的に起業活動に取り組まれてきました。
講演では、「失敗を恐れず、まず挑戦することが大切」という熱いメッセージとともに、起業して良かったことや苦労したこと、思うようにいかなかった経験なども率直に紹介していただきました。成功談だけでなく失敗談も交えながら、起業家のリアルな姿を伝えていただき、学生たちは起業をより身近なものとして捉える機会となりました。
講演後には「ビジネスの世界では人とのつながりが非常に重要。自分から積極的にさまざまなコミュニティへ飛び込み、多くの人と出会ってほしい」と学生へアドバイスを送りました。
さらに、実学社会起業イノベーション学位プログラムについても紹介され、ピッチコンテストでは企業経営者やベンチャーキャピタル(VC)などにビジネスプランを直接アピールできる機会があることや、実践的な助言を受けられること、約2か月間の長期インターンシップを通じて実務経験を積めることなど、その魅力について語られました。
学生たちは今回の講演を通して、ビジネスプランをブラッシュアップするための多くのヒントや気付きを得るとともに、起業という進路をより具体的にイメージすることができました。今後はビジネスコンテストへの応募に向け、それぞれのビジネスプランをさらに磨き上げ、実現に向けた検討を進めていきます。