【学生受賞】「生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー2025」にて本学学生が敢闘賞を受賞
2025.08.05
- 研究 教育
- 化学生命
2025年7月13日(土)~14日(日)に福岡県糸島市で開催された「生物工学若手研究者の集い 夏のセミナー2025」(主催:公益社団法人日本生物工学会 若手研究者の会)において、工学部化学生命工学科4年の及川 陽香さん(サイエンスラボ部所属)が敢闘賞を受賞しました。
本セミナーは、生物工学を学ぶ若手研究者が全国から集まり、研究発表や意見交換を通じて相互に学び合うことを目的に開催されています。
敢闘賞は、修士課程・学部生を対象に、発表内容や質疑応答への取り組みなどが総合的に評価され、健闘が認められた発表者に贈られるものです。今回、及川さんのポスター発表もその一つに選ばれました。
■受賞概要
•受賞者:及川 陽香(近畿大学工学部 化学生命工学科 4年)
•受賞名:敢闘賞
•発表タイトル:糖化培地に伴うヒト間葉系幹細胞の増殖能に及ぼす影響の定量評価
•発表者:及川陽香,山本稜也,及川栄作,竹本悠人,加藤竜司,蟹江慧
•学内共同発表者:
山本 稜也(近畿大学大学院 システム工学研究科 生物化学コース 修士2年)
蟹江 慧(近畿大学工学部 化学生命工学科 准教授/サイエンスラボ部 部長/近畿大学次世代基盤技術研究所 所属)
■研究概要
本研究では、加温によって糖化が進行した培地がヒト間葉系幹細胞(MSC)の増殖に与える影響を評価しました。その結果、糖化培地では増殖の低下傾向が見られ、細胞形態の変化から培地の状態を推定できる可能性も示されました。細胞製造における品質管理の一助となることが期待されます。
関連サイト: 生物工学若手会夏のセミナー2025