ロボティクス学科の専門科目「ロボット創成実験」において、2024年度のロボット競技会を開催!

2025.01.20

  • 研究 教育
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2025年1月16日(木)、ロボティクス学科3年生後期の専門科目「ロボット創成実験」の課題として、ロボット競技会が行われました。
この競技会では、1チーム4~5人に分かれ、約600mm四方のフィールド上に設置された輪と輪投げ台を使い、得点を競います。制限時間は3分間。輪投げ台に投げ入れられた輪の状態に基づいて得点が決定します。
これまで学んだ「制御工学」「機構学」などの理論と、「ロボット設計」「センサ技術」「プログラミング技術」などの実践的な技術を活用する、学生たちの学びの集大成ともいえる場です。

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      フィールド概要

競技が始まると、各チームのロボットがフィールド内で動き始め、配置された輪投げ台に慎重に挑んでいきました。しかし、順調に進むかと思いきや、アームの不具合で輪を掴めないなど、予期せぬトラブルが続出。それでも、学生たちは問題の原因を素早く見極め、次の手を試みるなど、粘り強い姿勢を見せました。
一方で、意外な形状や斬新な戦略を採用したロボットが思わぬ活躍を見せ、会場を驚かせる場面も。巧妙な動きや設計が成果を生むたび、観客から歓声が上がりました。競技が進むにつれ、会場全体が熱気に包まれ、学生たちは自分のチームだけでなく、他チームにも声援を送り合い、全体が一体となる雰囲気が生まれました。

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予測不能な展開と学生たちの真剣な取り組みが融合した今回の競技会。学生たちが培った技術と創意工夫を存分に発揮する場となり、最後まで目の離せない白熱した大会となりました。

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優勝機:りんすけ(ロボット名称)
チームメンバー:濵崎 稜生(電気担当)、寺崎 翔太(ソフト担当)、森寺 勇仁(機械担当)、田中 龍之介(機械担当)

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各チームが独自のデザインやアイデアを取り入れました。