2024年11月23～24日に開催された「日本オペレーションズ・リサーチ学会中国・四国地区SSOR」において、近畿大学大学院システム工学研究科の学生、福山 歩武 さんが優秀論文賞を受賞しました。

◆福山 歩武 さん
　広島県立広島国泰寺高校　出身
　大学院システム工学研究科 システム工学専攻（情報コース）博士前期課程2年
　所属：企業情報システム研究室（谷﨑　隆士　教授）
　受賞内容：日本オペレーションズ・リサーチ学会中国・四国地区SSOR【優秀論文賞】
　受賞論文：機械学習＋最適化手法を用いたデータ駆動型ロバスト制御アルゴリズム
（論文概要）
製造業の多くは生産対象物に加工処理を施した際の物理的・化学的変化の知見に基づく物理モデルや化学モデルと現場の操業知見を用いて、品質基準内となる良品を生産すべく設備を制御している。しかし、高度研究者不足などの人的制約および高温他の環境的制約から上記モデルの研究開発が困難な場合がある。この場合において安定的に良品を生産するために、機械学習＋最適化手法を用い、実稼働データから最適運転条件を求解する制御アルゴリズムを開発した。

※掲載学年は受賞時のものです