【教員受賞】建築学科 樋渡 彩講師が「日本建築学会著作賞」を受賞

2024.06.20

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工学部建築学科の樋渡 彩 講師(都市歴史研究室)の著書が、「日本建築学会著作賞」を受賞しました。
日本建築学会著作賞は、建築学会員が執筆した建築にかかわる著書であって、学術・技術・芸術などの進歩発展あるいは建築文化の社会への普及啓発に寄与した優れた業績として表彰されるものです。

■受賞
2024年日本建築学会著作賞

■受賞著作
樋渡 彩『トスカーナ・オルチャ渓谷のテリトーリオ―都市と田園の風景を読む』(古小烏舎、2022年9月)

■受賞理由
本書は、2024年に文化的景観として初めてユネスコの世界遺産に登録されたイタリアのトスカーナ州オルチャ渓谷を対象に、都市史研究の方法論である「空間人類学」、「テリトーリオ」の手法を用いて、その文化的景観が有するシステムを構造化するとともにその魅力を論述し、地域の保存管理計画の発展へと繋がる視点を提案している。また、日伊双方における学術・研究の進化と建築文化の社会への普及啓発に寄与する優れた業績であるため。

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書籍の内容

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