広島銀行行員の生の授業!学生が起業を学ぶ!!

2022.05.27

  • 研究 教育

5月18日(水)、全学科3~4年生を対象とした "国際経営特修プログラム「起業と経営」"の授業に、ひろぎんエリアデザイン ソリューション営業グループ 沖井文孝様をお招きし、「起業と資金調達」を演題にお話しいただきました。

株式会社広島銀行と近畿大学工学部は、2008年に産学連携に関する協定を結んでおり、その一環で、毎年、寄附講座を開講していただいています。

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前半の「起業と資金調達」についてのお話では、開業率より廃業率が上回っている現代においての、金融の仕組み(起業の基礎となる部分)について改めて学ぶとともに、起業の仕方、成功するためのコツなどについて詳しく講義していただきました。今回の講義はこれから就職をするにあたり、起業も視野に入れている学生にとって、とてもためになる内容となりました。

起業の仕方としては...
①経営指針(創業の動機、経営理念など)を明確にする
②事業計画書(事業内容、売上・利益見込みなど)を作成する
③他企業との差別化を図る
④創業資金の調達をする
また成功させるためのポイントとしては...
①経営者の資質(人間的な魅力、事業に対する熱意、勤勉さ、etc..)
②事業の魅力(製品の市場性、営業・販売・マネジメント力、etc..)
それに加えて、運や支援者の存在なども必要であるということが分かりました。

また後半は、学生の起業プランについて考える時間を設け、学生からの質問に対して様々なアドバイスをいただきました。

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この授業を受講した学生は、「ひろしまベンチャー助成金」(学生枠)へ応募し、賞獲得を目指すということで、最後に助成金についてのご紹介もありました。

沖井様、大変貴重なお話をいただきありがとうございました。
この特別講演は3週連続で、第2回、第3回も追ってレポートします‼