【SAPジャパン株式会社】工学部情報学科 専門科目「情報システム管理」第2回特別講演を開催

2021.10.13

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10/12(火)、工学部情報学科の専門科目「情報システム管理」の第2回特別講演が開講されました。 講師として、前回に引き続きSAPジャパン株式会社 CFOソリューション推進室 シニア・ソリューション・プリンシパル(CoE)関口 善昭 様をお迎えし、『SAP事例 ドイツ企業からグローバル企業への変革 ~SAPファイナンス・トランスフォーメーション~』についてご講演いただきました。
関口様は在宅勤務のため、今回もご自宅からオンラインでのご講演となりました。

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講義の前半では、SAP社がコーポレートトランスフォーメーション(CX)をした背景や、ファイナンス改革について、などをご説明いただきました。

後半は、前半のご講演の内容をもとに、
"会議を「報告の場」から「議論の場」に変えるためには、何が必要か?~データ、プロセス、システムとマインド・セットの視点から考察せよ~"
という討議テーマをご提示いただき、学生達は7グループに分かれてグループディスカッションと発表を行いました。

学生達からは
「会議で扱うデータの正確性と即時性を確保する事が必要」>br> 「会議の目的とゴールを明確化し参加者の共通理解が出来るものにすることで、会議参加者の方向性を一致させる」
「機械学習を活用しデータの可視化をすることが必要」
「会議の情報がある資料を事前に参加者と共有する。会議の責任者などの役割を決めておく事で活発な議論に繋げることが出来る」
など、さまざまな発表がありました。グループ代表の発表ごとに関口様より丁寧なご講評、アドバイスをいただきました。

最後に、ERPシステムの役割の変化について詳しく解説して頂いた後、討議テーマにおけるマインド・セット、データ、プロセス、システムについて、分かりやすく説明して頂きました。これから社会人になる学生たちにとって参考になる情報が多く、貴重な時間になりました。

関口様には、次回(10月19日)も引き続きご講演いただきます。よろしくお願いいたします。