【SAPジャパン株式会社】工学部情報学科 専門科目「情報システム管理」第1回特別講演を開催

2021.09.29

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9/28(火)、工学部情報学科の専門科目「情報システム管理」で、特別講演の1回目が開講されました。
本講義では、合計3回の外部講師による特別講演の開催が予定されており、その講師を務めて頂くのが、SAPジャパン株式会社 CFOソリューション推進室 シニア・ソリューション・プリンシパル(CoE)関口 善昭 様です。
関口様には、2004年より18年連続で情報学科特別講演へご登壇いただいており、本学の教育活動に大きく貢献して頂いています。SAPジャパン株式会社では、新型コロナウイルス感染症対策として、昨年3月から在宅勤務となっておられるとのことで、関口様には今年度もご自宅からオンラインでご講演いただき、学生達も現在メディア授業のため自宅からオンラインで参加しました。

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今回の演題は『「会計の基本的な考え方」と「リモート決算について」』です。
最初に"超入門編"として、会計の歴史や会計帳簿の構造について分かりやすく説明して頂きました。
その後、新型コロナウィルスによる決算業務への影響や、その対策として在宅態勢でも連携して効率よくリモート決算業務が実現できる最新の情報システムについてご紹介いただきました。

ご講演の最後には、
"在宅勤務で経理の決算処理を行う場合、システム的に気をつけなければならないことは何か?"
"在宅勤務を行う場合、システム以外で考慮しないといけない事項は何か?"
という2つの討議テーマをご提示いただき、学生達は7グループに分かれてグループディスカッションと発表を行いました。

学生達から出た意見として「紙をなくしてPDFのデータにする。勤務時間の管理をしっかりして、モチベーションを保つことが重要。」や「業務中の通信の安定性の確保や情報漏洩を防ぐためのセキュリティの強化が必要。また、業務の進捗状況の把握や社内外のコミュニケーションを円滑に行うことが大切。」など、さまざまな意見発表があり、グループ代表の発表ごとに関口様より一つ一つ丁寧にご講評およびアドバイスをいただきました。昨年度より、学生自身もリモート授業を多く経験する中で、今後の授業の取り組み方にも繋がる貴重なアドバイスを数多くいただくことができました。

SAPジャパン株式会社 関口様、ありがとうございました。