第29回計測自動制御学会中国支部学術講演会で大学院生が奨励賞を受賞!

2021.01.21

  • 電子情報

2020年11月28日にオンライン開催された「第29回計測自動制御学会中国支部学術講演会」において、大学院システム工学研究科 電子情報工学コースの大学院生が以下の賞を受賞しました。 

■第29回計測自動制御学会中国支部学術講演会 奨励賞
■藤原 天馬さん( 修士課程1年、非接触センシング研究室<栗田耕一教授>所属)
■テーマ:「マイクロ分光器を用いた非接触脈波計測技術とAIによる解析」
■研究の概要
 分光学的手法により非接触で顔色の変化を検出するため、従来法に比べて約8倍のサンプリング周波数で脈波を検出する技術を開発しました。高時間分解能で得られた脈波を解析すると、その波形には個人固有の特徴があることが分かりました。そこで、その波形を人工知能(ニューラルネットワークを用いた深層学習)を用いて解析することにより、81%の精度で個人識別が可能であることを明らかにしました。

gakusei_fujiwarakun-2.jpg
表彰状と副賞(図書券5千円)を手にする藤原さん