【情報学科】「情報システム管理」第2回特別講演 ~SAPジャパン㈱~

2019.11.06

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10月29日(火)に情報学科3年生の選択科目「情報システム管理」の第2回特別講演が開催されました。講師として、前回に引き続きSAPジャパン株式会社 プラットフォーム事業本部 ビジネス開発部 シニアソリューションプリンシパル(CoE)関口 善昭 様をお迎えし、次世代型ERPシステム概要についてご講演いただきました。

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ERP(Enterprise Resources Planning)システムは、設計開発、もの作り、受注、出荷、請求回収、調達、人事管理、設備管理、情報管理、経営管理等々、企業グループ全体を経営していくことをサポートする仕組みで、経営に必要な「ヒト・モノ・カネ」を一元管理し、企業全体の状態をリアルタイムで把握し、適切な経営判断をサポートしてくれます。

前半の講義では、デジタル・トランスフォメーションを支えるプラットフォームとなる次世代型ERPシステム『SAP S/4HANA』について、従来のERPとの比較を交えながら、その機能について紹介頂きました。具体的には、「ヒト・モノ・カネ」を管理する基幹系と「データ」を管理する情報系のシステム統合により、間にバッチ処理を挟まず、真のリアルタイム化を実現し、また即時積み上げをも可能とするデータ構造のシンプル化、専門的な知識がなくても高度な統計解析を実行する先進的な機械学習の搭載など、非常に興味深い内容でした。


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後半は、前半の講義の内容を元に、①従来に比べて飛躍的に進化した次世代型EPRの問題点・課題とは何か?②機械学習が将来どのような領域で活用されるか?についてグループディスカッションと発表を行いました。

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各グループからの発表に対して、関口様からは1つ1つ丁寧にフィードバックを頂きました。 

今後、デジタル・トランスフォーメーションの進展、5Gの登場により、新しい製品やサービス、ビジネスモデルが益々生まれてきます。生産性やビジネスの効率も飛躍的に伸びていく時代も目前に迫っています。この時代に乗り遅れないためには、情報学科の授業で鍛えられた論理的思考(ロジカル・シンキング)はとても重要です。 これに加えて、自由な発想であるデザイン・シンキング能力を鍛えて、経営に欠かせない人材になることを期待しています!

関口様には、11月12日(火)にも引き続きご講演いただきます。よろしくお願いいたします。