キャンパス内に新しい実験機器が導入されました

2019.02.18

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2019年2月13日(水)、近畿大学工学部のキャンパス内に、新しい実験機器が導入されました。

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設置されたのは、建築学科 実験住宅(写真↑)の前。
「太陽熱、地中熱及び蓄熱を活用した24時間全館空調システムの実験検証」のための試験体です。

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近畿大学工学部(広島キャンパス)内には、「次世代基盤技術研究所」という研究施設があります。
研究所内に設置している「社会連携センター」を窓口として、企業等から近畿大学工学部の研究者への共同研究・受託研究・寄附研究を受け入れています。


今回は、次世代基盤技術研究所 建築環境研究センターのセンター長で建築学科教授の崔 軍 先生が、株式会社ワールドルームブリス様からの委託を受けて研究を行います。

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実験住宅の屋根には以前から太陽光パネルを設置していますが、今回は、パネル下の空気温度などを測定するためのパネルを地上に設置し、屋根一体型PVT(太陽光だけでなく太陽熱も利用した発電システム)の熱回収効果を1年間かけて検証します。

今回の実験検証を通じて、将来的には戸建住宅、店舗などに適用できる24時間全館空調システムの省エネ技術の開発をめざしています!

■近畿大学工学部 建築学科 崔 軍 教授【専門分野:建築環境工学、建築設備工学】
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