ビジネスプランコンテストで多数受賞の情報学科足立くんにインタビュー!

2017.12.18

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12月9日(土)、情報学科4年の足立 真一くん(経営情報システム研究室/片岡 隆之准教授)が、東京で開催された第5回「NICeなビジネスプランコンテスト」(主催:一般社団法人起業支援ネットワークNICe、共催:日本政策金融公庫)において、奨励賞を受賞しました!

本コンテストは、全国から応募者が集うビジネスコンテストで、社会人が多数参加する中で、応募総数121件の中からの奨励賞の受賞となりました。

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受賞プラン名は「シェアカレ!」。
「手軽で気軽にシェアしよ!」をコンセプトに、学生用品を中心に、低価格でシェア(貸し借り)できるCtoC(個人間取引)のスマホアプリ。足立さんはこれにより大学生の経済的格差を是正し、日本中にマーケットプレイスを作っていきたいと考えます。

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足立くんに、このビジネスのポイントとなる点を聞いてみました。

ポイントとなるのは『大学生に特化したビジネスモデル』。
学生用品を、大学生の生活動線上である、大学内でシェアできる環境を構築することで、ビジネスとしての新規的価値を創出し、競合との大幅な差別化を図る。それが、サプライチェーンの最適化にも繋がり、結果的に、利便性の向上、物流コストの削減にも期待ができる。加えて、YoutubeやInstagramなどの、昨今の大学生がよく利用するSNSを用いたインフルエンサーマーケティングをおこなう事で、効率よく、大学生の利用者を増やしていく事も想像できる。」とのこと。

今回のコンテストの審査の基準は
・独自性(オリジナリティ)
・市場性(ニーズの有無や今後の成長可能性)
・実現可能性
・連携性(事業化や事業実施における異業種、異地域、異世代とのつながり力の重要度)
が審査項目となっていました。

足立くんは、この中の市場性の調査のために、大学講義の合間や、WEBアンケートを通して、100人以上の学生にアンケートを取り、マーケット調査と分析を行うことでビジネスプランに客観性を持たせたほか、実際に、試作アプリまで作ったそうです。

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今年(2017年)、足立くんは今回の受賞の他、下記3つの大会でも優秀な成績を残しています。
もみじ経発塾「企業の魅力PRプレゼン大会」で「最優秀賞」受賞(3月)
・「第21回HiBiSインターネットビジネスフォーラム2017」で「学生が考えるICTを活用したビジネス事例発表(学生の部)」 において「優秀ビジネス」事例に選出(10月)
「第24回ひろしまベンチャー助成金(学生枠)」で「広島ヤングベンチャー賞 地域コミュニティ・その他分野 銀賞」受賞(12月)

今後はビジネス特許の取得も視野に入れているとのこと。
足立くんのさらなる活躍を期待しています!