建築学科で「空家再生プロジェクト」始動!
2016.05.12
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近畿大学工学部のある東広島市でも、他の中山間地域と同じように、住民の高齢化や若い世代の市街地への転出で、空家が増えているのをご存知ですか?
そこで、今回立ち上がったのが、工学部建築学科の谷川 大輔先生(歴史意匠研究室)と、建築学科の学生たち!
「空家再生プロジェクト」と題して、空家のリノベーションや、公園の整備に取り組むことで、地域を活気づけようという目的で、2016年5月からプロジェクトを開始しました。
5/8(日)に第1回プロジェクトとして着手したのは、東広島市内の志和町(しわちょう)にある「志和みはらし公園」。
この公園を管理する二宮神社の宮司から谷川先生へ依頼があり、神社境内にある倉庫(空家)のリノベーションと公園の整備を、学生たちの協力の下、行うことになりました。参加した学生は建築学科の有志約50人。学年やゼミを超えて、希望者が参加しました。
当日は、まず、二宮神社の宮司 三宅さんからのご挨拶の後、谷川先生からワークショップの概要説明を行い、その後、5グループに分かれて3つの作業を分担して取り組みました。
こちらは、今回リノベーションする公園の倉庫から不要なものを撤去する作業班。
一方こちらの班は、公園内の新しい設備として設置予定の"パーゴラ"の設計ワークショップ班。
パーゴラというのは日陰棚のこと。この公園では地域のお祭りや子どもたちの遠足でも使われるので、より使いやすい施設になるよう、休憩スペースとして設置予定です。
学生たちのアイデアはこんなにたくさん。
そして最後は、公園の緑を増やすべく植樹を行ったグループ。
作業終了後には、地域の方も一緒にバーベキューで打ち上げを行いました。
5/15(日)には同市の福富町の一軒家のリノベーションに着手します!
「空家再生プロジェクト」はまだ始まったばかり。
キャンパスブログでは今後も、このプロジェクトの動向を追いかけます!お楽しみに♪