もみじ銀行寄附講座を聴講しました。

2015.10.13

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9月29日(火)、情報学科3年次の講義『組織活動と情報システム』第1回を聴講しました。この講義では、外部講師として実社会の最前線でご活躍中の方々をお招きし、産業活動における情報システム及びマネジメントに関する実践的かつ先進的な内容を学ぶことができます。

第1回の講義では、もみじ銀行 常務取締役 神田 一成 様ほか、もみじ銀行で活躍される方々を外部講師としてお迎えしました。もみじ銀行とは、2008年に産学官金連携に関する包括協定を締結し、2009年度より "寄附講座" を、開講いただいています。銀行への就職を希望する学生や、起業を志す学生も多い情報学科。真剣な眼差しで講師を迎えます。

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寄附講座は前半と後半に分かれ、前半ではもみじ銀行 常務取締役 神田 一成 様にご講演いただきました。講演の題目は「銀行業務と地域振興」です。

「金融とは、お金が余っている人からお金を預かり、お金の必要な人に融資すること」で、「金融機関はその橋渡しをする業者である」といった、金融の基本的な概念からお話しいただきました。銀行は、 資金が必要な企業や地方公共団体に融資をすることで、地域の発展に貢献しているんですね。

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講演の終わりには学生から活発に質問があり、神田様には一つ一つの質問に丁寧にお答えいただきました。企業の最前線で活躍される方からのアドバイスは、学生にとっての財産になったのではないでしょうか。

後半は、もみじ銀行 地域振興部主任調査役 馬明 孝一郎 様、係長 室井 太郎 様、係長 岸田 泰治 様のご指導により、グループディスカッションが行われました。

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ディスカッションのテーマは、「地方創生に係る企画立案」です。地域商店街の活性化事業、中小企業の人材確保、近畿大学ともみじ銀行の産学官連携の活性化について、学生たちがアイディアを出し合いました。

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学生たちにとっては、自分の将来だけでなく、地域の将来、日本の将来について考えるきっかけとなった講義でした。神田様を始め、ご来学くださったもみじ銀行の皆様、貴重なご講義をありがとうございました!