広島商工会議所理財部会の方々が次世代基盤技術研究所の施設見学に来られました

2015.04.02

3月19日(木)、広島商工会議所理財部会(26名)の方々が次世代基盤技術研究所の施設見学に来られました。

この見学会は、広島商工会議所の事業の一環として、企業の方々に工学部の研究を知っていただき、地域産業の活性化につなげることを目的として行なわれました。今回は国家プロジェクトとして推進されている金属3Dプリンタの研究を中心にご覧いただきました。

はじめに、次世代基盤技術研究所 所長 角田 勝 教授による大学及び同研究所の紹介を行い、続いて同研究所 3D造形技術研究センター長 京極 秀樹 教授による金属3Dプリンタに関する講演会を行いました。

角田先生.jpg 京極先生.jpg


次世代基盤技術研究所は、2018年度末までに世界最高水準の装置完成を目標とする国家プロジェクトの拠点の1つになっており、本プロジェクト中、大学としては、本学と東北大学の2ヵ所で研究が進められています。従来の加工方法では造形できなかった複雑な形状の造形も可能になるということで、少量生産の医療分野、航空宇宙分野などへの活用が期待されています。

続いて、次世代基盤技術研究所の施設見学です。

ドイツ製の金属3Dプリンタや次世代自動車開発のための設備をご覧いただきました。参加された方々からは、研究内容や実験装置に関する様々な質問をいただき、本学部の研究への関心の高さがうかがえました。

3Dプリンタ見学.jpg 3Dプリンタ説明.jpg

ドライビングシミュレータ.jpg  風洞実験装置.jpg

近畿大学は民間企業からの受託研究実施件数が全国第1位(平成26年11月28日文部科学省発表)の大学です。工学部ではこの研究所を中心に様々な研究を進めています。

ご来学いただきました広島商工会議所理財部会の皆様、ありがとうございました。