広島経済同友会広島中央・呉都市懇話会が開催されました

2014.12.09

11/21(金)、工学部で広島経済同友会広島中央・呉都市懇話会が開催されました。

広島経済同友会は、地域に根差した経済団体として、地域経済の持続的発展ならびに活力ある地域づくりに取り組んでいます。その一環として、地域での金属3Dプリンタの理解を深め、その活用を探るため、今年4月に金属3Dプリンタの国家プロジェクト開発拠点となった本学部にて、この度初めて懇話会が行われました。

広島経済同友会 広島中央支部 支部長 藤原 昭典 氏による開会のご挨拶に続き、学部長 野村 正人 教授より歓迎の挨拶を行いました。

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続いて、ロボティクス学科京極 秀樹 教授が「3Dプリンタの可能性とものづくり」と題して講演を行い、金属3Dプリンタの概要、開発の動向、製品例、国家プロジェクトの概要等についてお話ししました。

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京極教授は経済産業省より次世代型産業用3Dプリンタ技術開発のプロジェクトリーダーに就任。このプロジェクトは、5年間で約32億円と大型のもので、世界最高水準の高速・高性能な金属3Dプリンタ開発を目的としています。

今まで作ることができなかった複雑な構造のものが作れるようになるこの技術の開発が進めば、間違いなく日本のものづくりが変わってくるでしょう。

続いて、金属3Dプリンタが導入されている次世代基盤技術研究所や、建築学科研究施設の見学を行いました。
参加された方々からは、様々なご質問があり、多くの情報交換が行われました。

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<金属3Dプリンタ見学の様子>  <金属3Dプリンタ造形物>

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<風洞実験装置見学の様子>   <ドライビングシミュレータ見学の様子>

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<木造実験住宅見学の様子>        <建築構造実験棟見学の様子>

ご来学くださいました広島経済同友会会員の皆様、ありがとうございました。