化学生命工学会が「山のグラウンドワーク」に参加

2014.06.05

  • 化学生命

毎年6月の第一日曜日は、「ひろしま山の日」に制定されていることをご存知ですか?

県内の各市町村では、森林や山を良くしていく運動のきっかけづくりとして、この日に、「ひろしま山の日県民の集い」を開いて、山の手入れなど実体感型のプログラムを行っています。

近畿大学工学部のある東広島市の会場は、"龍王山(りゅうおうざん)"。
酒造りで有名な「西条」に欠かせない"名水のふるさと"が、この龍王山で、憩いの森公園やキャンプ場も備えているこの山は、市民に愛されています。

今回は、この龍王山の手入れを主な目的に、公募により集まった市民約300名が、グラウンドワークに参加しました。
このグラウンドワークは、今回で66回目を数えます。

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本学からは、化学生命工学会の2年生を中心とした13名のメンバーが、当イベントに参加しました。
環境とボランティア活動に興味のある学生が集まったとのこと。

("工学会"とは...各学科に設置されている、学生の自主活動組織で、学年を越えての学生活動を支援し、新入生歓迎会や工場見学などを、学生主体で企画・運営している団体です。)

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今回のグラウンドワークで学生たちが担当したのは、"下草刈り"と"除伐"。
登山道ではなく、普段は人が歩かない、樹木が乱立している場所に入っての作業です。

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下草刈りとは、その名の通り、地面に蔓延っているシダ植物等の草刈り作業。
この作業をしながら、一人ずつ配られた「手のこ」を使って、細い樹木を切り、間引きをする作業も同時に行いました。

この除伐を行うことによって、樹木に万遍なく陽が当たり、森の適切な成長を促します。
伐採した細い樹木は、その場で、「チッパー」という機械を使ってウッドチップに生まれ変わったそうです。

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約2時間半の作業時間でしたが、開催日の6月1日(日)は全国的に猛暑日で、外にいるだけでも息苦しいような一日でしたので、体力的にはきつかったそうです。 しかし、自分たちの持ち場は時間内に綺麗にすることができ、気持ちのいい汗をかいた、化学生命工学会の面々でした。

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キャンパスブログでは、今後も、学生たちの課外活動の様子もお伝えしていきます。お楽しみに♪