キャンパス内にハチミツ巣箱を設置!?

2014.06.14

6月12日(木)早朝7時、工学部のキャンパス内で、蜜蜂巣箱の設置作業を行いました。
これは研究用の巣箱で、化学生命工学科が中心となって今年度から取り組む「養蜂・採蜜プロジェクト」によるもの。

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巣箱は全部で3つ、合計で約90,000匹の蜂が設置されました。
ご覧の通り、巣箱を開けると、ぎっしりと蜂が密集しています。

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このプロジェクトには、以下の目的があります。
①医薬品にも応用可能な機能性食品であるハチミツやその他の養蜂で得られる産物の科学的調査
②地域の住環境等の変化が養蜂に及ぼす影響の調査
③効率のよい養蜂の科学的分析やプロジェクト全般を通した社会的・経済的な効果検証

プロジェクトリーダーの山本 和彦准教授(化学生命工学科)は
「ハチミツは昔から傷口に塗って止血したり、化膿止めに使ったりされています。民間療法の有効性を科学的に立証したい」
と語っていました。

さて、設置された巣箱の中を覗くと、すでに濃厚なハチミツが滴っていました。

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そこで早速、集まった学生や教員で味見♪

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当プロジェクト、将来的には養蜂で集まったハチミツを学園祭で提供したり、食品に加工したりして近畿大学工学部ブランドとする構想もあるとか!

まさに、"実学教育の近畿大学"です!!

キャンパスブログでは今後も当プロジェクトの様子をお伝えしたいと思います。