古民家再生プロジェクト2014(茅葺き屋根の葺き替え)~その2~
2014.05.13
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前回に引き続き、茅葺き屋根の葺き替え作業の様子をお届けします。
(前回の記事はこちらから)
お昼は古民家内でバーベキュー。こちらでも学生たちの連携プレーが素晴らしかったです。
ふと部屋の中を見渡すと、縁側のふすまに、こんな素敵なステンドグラスのアクセントが!
こちらも学生の卒業制作作品の1つですが、まるで明治時代のお屋敷のようです。
外からの光でその美しさがいっそう増しますね。
お肉でエネルギーをしっかりチャージし、作業再開。束ねた茅を滑車に乗せ、棟へと運びます。
冬の間に学生たちが刈り、ずっと眠っていた茅たちのお待ちかねの茅葺きデビュー。
運ばれていく姿が何だか嬉しそう。
そんな茅たちを、職人の方々が中心となって次々と棟に被せていきます。
この作業が繰り返し行われます。
別アングルから。
空がとても近いです。
棟から見渡す日本の原風景はどんな感じなのでしょう...思わず私も登ってみたくなりました。
この葺き替え体験はゴールデンウィーク中、連日行われ、最終日には棟がこのような状態に。
茅の量が足りなかった部分については、また来年への作業となりました。
お色直しされたこの古民家が、今後さらに進化していく姿を、キャンパスブログでも引き続きご紹介したいと思います!