広島銀行寄附講座(第1回)を聴講しました。

2014.04.21

この講座は、技術経営特修プログラム「起業と経営」の一環で全4回開講され、起業家として起業やベンチャー企業の成長に必要な経営資源とその獲得などを学びます。

第1回目は、4月16日(水)に金融業界より広島銀行 法人営業部 金融サービス室 森下氏をお招きし、理論と起業家の実例を通して、起業・ベンチャー企業の創立ができる実践能力を学びました。

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森下氏によると「起業」とは、新たに事業を手がけることを言い、その担い手を起業家(アントレプレナー)と呼び、起業のうち、独立性、新規性、開発志向、成長性を有する事業をベンチャービジネスと呼んでいるといった解説がありました。
また、新しいビジネス、新しい企業や産業が生まれることは、経済の活性化に不可欠ですが、中小企業庁の発表する中小企業白書によれば、1980年代後半以降、常に開業が廃業を下回る状況が続いており、近年は上回りつつあるが、残念ながら日本においては、起業の件数は決して多くない状況にあるそうです。

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また、起業にあたっての資金調達、金融の仕組み、事業計画書の作成など実例をふまえ、わかりやすく説明していただきました。
森下氏のお話の中にもありましたが、古くからある商売もビジネスモデルを変えれば、まったく新しいビジネスになり、そこに起業のチャンスがあるとのことです。

学生の皆さんの柔軟な発想でまずは、広島銀行が行っている"学生対象ベンチャー助成金"へ応募し、助成金獲得をめざしてください!