11/13（木）、韓国を代表する地域ブランドである「ボクスンドガ（福順都家）」のKIM Minkyu（キム・ミンギュ）代表と、「サムジンオムク（三進蒲鉾）」のPARK Yongjoon（パク・ヨンジュン）代表を招き、『地域ブランドと空間再生』をテーマとした特別連続講演を開催しました。
本講演は、両代表と親交がある韓勝旭准教授の縁により実現しました。講演では、建築家でもあるボクスンドガのキム代表が「発酵建築」の概念について講義をおこないました。異なる業種でありながら、両者の建築、空間、そしてビジネスを貫く共通の哲学として「記憶」と「体験」が挙げられました。「記憶」は過去から未来へと変容・発展する連続性を、「体験」は空間を通じた実体験の重要性を指します。
今回の講演を通じ、目指す方向性が共鳴していることが再確認されました。今冬には、近畿大学建築学部と両地域ブランドが連携する共同プロジェクトについて協議をおこなう予定であり、学生と共に取り組むプロジェクトの企画・推進が期待されています。